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確証バイアスを制すれば成功が近づく!斎藤知事の出馬決断から学ぶ心理術
兵庫県の元知事、斎藤元彦知事がパワハラ疑惑で一時的に辞職した後、出直し選挙に出馬を表明しました。
彼は「高校生からの激励の手紙」をきっかけに再び立候補を決意したと述べていますが、これは本当に美談なのでしょうか?
確かに、激励の手紙を受け取ることは心強いものです。しかし、同時に「やめてほしい」という意見や不信任の声も多く寄せられていたのではないかと考えられます。
実際、彼は県議会で不信任案を提出され、それが受け入れられて一度辞職に至っています。にもかかわらず、なぜ斎藤知事は一部の肯定的な声に感化され、出馬を決意したのでしょうか?
その背後には、人間の心理である確証バイアスが働いていると考えられます。
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確証バイアスとは?
確証バイアスとは、人が自分の信念や期待に合致する情報だけを優先的に探し出し、それに基づいて判断する傾向を指します。反対意見や矛盾する証拠は軽視され、信じたいものが強化されるのです。
例えば、斎藤知事は多くの反対意見や不信任案に直面していたにもかかわらず、高校生からの激励の手紙を重視しました。これは、彼の「知事として再び出馬したい」という気持ちに合致する情報だったからです。反対意見を無視し、少数派の応援を根拠に決断したことは、典型的な確証バイアスの例と言えるでしょう。
なぜ一部の意見を過大評価するのか?
人は誰でも、自分の信じたいものを信じたいという欲求を持っています。
特に、斎藤知事のような権力者や有名人にとっては、自分が支持されているという感覚が非常に重要です。彼の「出馬を決意したのは高校生の手紙によるものだ」という発言の裏には、「自分はまだ支持されている」という確信を強化する心理が隠されているのでしょう。
また、「知事としての地位を失うことへの恐怖」もあるかもしれません。知事という役職を失えば、社会的な地位や名誉が失われ、周囲からの注目やチヤホヤされる機会が減ると感じることは自然な感情です。
これを回避するために、自分が信じたい情報を強調し、出馬を正当化している可能性があります。
誰にでも起こる確証バイアス
こうした確証バイアスは、斎藤知事だけに限られた現象ではありません。誰にでも起こりうる心理的な傾向です。
たとえば、私たちが日常生活で「自分に都合の良い情報だけを選び取り、それ以外の意見は見ないようにする」ことがあります。友人のアドバイスやニュースの一部だけを取り上げ、都合の良い解釈をする場面は少なくないでしょう。
確証バイアスへの対策
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