速読を、まっとうなものにしていきませんか?
noteを使用して、速読についての考えなどを書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
私は、結果として「速読」というものに関わってきました。東京の「速読教室」というところで講師をやり、自分のメソッドをつくり(1日集中)主催講座、企業研修などの団体での講座まで、いろいろな形で行っています。
どうして、止めることなく、続けているのか?
「速読をまっとうなものにしていきたい」という想いがあったからです。
変な言い方かもしれませんが、速読は誤解され、ボロボロになっているものです。速読を否定する人は多いです。あまり良い話は聞こえてきません。
しかし、実際に「良かった」という人が多くいることも確かです。
また、本を読むことに悩みを抱えている人は多いです。残念ながら、そうした悩みを解決するような、講座、メソッドというものが無かったりしています。仕事でも、学習でも、本をしっかりと読む技術は必要であり、そうした技術の中に、当然「速く読む」というスキルは重要な位置にあります。
「書く力」「聴く力」「話す力」「考える力」は、重要だと思われるのに、なぜか「読む力」だけは、どうやって力をつければいいのか、分からず、軽視されているように思います。
多くの速読メソッド自体の、理論、トレーニング方法に、問題があることは確かだと思います。しかし、だからと言って、速読が必要でないものではありません。ならば、もっともっと良い速読に、はっきり言ってしまえば、「速読をまっとうなものにしていきたい」というのが、私の想いです。
こうした主張は現実にはなかなか難しかったりもします。
しかし、実際に講座を行って理論を知っていただき、トレーニングを行うことで、ほとんどの方は納得していただきます。受講していただく方には、けっこう他の速読で挫折をした、という方もいたりします。
会社の研修として速読を行うということは、あまり無いかもしれませんが、そうしたことも行ってきました。終了後は担当者にレポートを提出したり、けっこう厳しい世界だったりします。仕事の研修として、掛けた時間分の成果を出す必要があるわけですから。
一歩一歩、ささやかな動きかもしれませんが、「速読」をしっかりとしたスキルとして、多くの人に認識されるような状態にしていきたいのです。
同じような想いの人は、いないのだろうか。
そんなことを少し考えて、このnoteをはじめていこうと思います。