見出し画像

ついに45個目!!ラストは『原因解消思考と最終目的逆算思考』#45

『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中! day45

身体に染み込む勉強法として1月23日にスタートした『時間最短化、成果最大化の法則』の45の思考アルゴリズムのインストール実験ですが、ついに45個目に到達しました!!!!

当初は、1日1個ペースを目標にしておりましたが、結果的には70日弱かかったので
予定はオーバー(汗)。とはいえ、他の学びに寄り道せずに、ひたすら1冊を繰り返し繰り返し、目を通し、実践して、ブログに書き起こしてきたことで、少しは身体知化して、非常に愛着のある一冊となりました。

 最後の法則は、物事を実現する考え方『原因解消思考と最終目的逆算思考の法則』

原因解消思考」は、問題が発生した時に、その原因を考え、それを解消するという発想。
最終目的逆算思考」は、最終的にどうなりたいかから逆算して考えるという発想。

著書では、
問題が起きたときに「原因」を解消するだけだと、迷宮に入ってしまうことがあると言っています。一方で、世の中でうまくいっている人は、常に目的を見直して、実現したい世界や達成したい目的への最短ルートを探しているとのこと。

 中小企業の経営者の方と来期の計画を立てることがよくありますが、「原因解消思考」からスタートしてまうと、きりがありません。
 経営をしていると、いくらでも問題(人の問題・お金の問題・モノ(商品・サービス)などなど)が生じてきますが、それを一つ一つ潰していった所で、行きたい方向に迎えるとは限りません。

 なので、「どんな会社にしていきたいか?」「どんな状態にしたいか、そのためには、どれくらいの数字が必要か?」という発想からスタートします。
 数字の計画を立てる際も、「売上高」から考えて「経常利益」を計算していくのではなく、
実現したい世界のために必要な「経常利益」を考えた上で、利益から逆算して、最終的に必要な「売上高」を導き出していきます。
 「売上高」から計算していくと、どうしても既存の延長線上になりがちですが、利益から逆算すると、自然と逆算思考になり、「最終目的逆算思考」になります。

 今日も経営者のお客様と中期事業計画を作りながら、どんな会社にしていきたいか、賃金水準をどう上げていきたいかをベースに、逆算して売上を導き出しましたが、既存の延長線上では到達できない金額となり、それが考える起爆剤となりました。

 さて、自分自身の立場で考えてみると、「教育」でも考えられます。
会社では、基本的に未経験者を採用しており、0から育てていきます。一定期間の研修を終えて、現場に送り出すのですが、現場からは「あれが出来ない」「これが出来ない」と文句が絶えません(汗)。どうしても、「できていること」ではなく「できていないこと」に目がいってしまいます。
 そんな声を聞いた時に、
「原因解消思考」だと、言われたことに対して対処すべく、1つ1つ教育の機会を増やしたりマニュアルを整備して対応していくことになり、対処療法的になり教えることが膨らんでいってしまいます。(そうなりつつありました…危ない)

 今回、この2つの思考を知ったことで、教育を「最終目的逆算思考」で考えたらどうだろう?
と切り替えてみると、そもそも「どういった状態に育ってもらうのがゴールなのか??」という問いが立ちます。そして、そのゴールに「最低限必要なのは何か?」と考えて、本当に意味のあるもの・インパクトの大きいものに絞ろうという考えに至りました。

 結果的に「あれもこれも」ではなく「これだけ」という感じにはなりつつあります。
とはいえ、仕事柄、覚えることが多いので、未経験者からすると、まだまだ凄いボリュームですが、その分、成長するので良しとしましょう笑

 日々、経営や仕事をしていると問題は絶えないわけですが、そんな時に対処療法に陥るのではなく、「どんな世界を実現したいのか?」「世の中にどんなインパクトを起こしたいのか?」「どんな貢献をしたいのか?」「どんな会社にしていきたいのか?」「どんな人材を育てれば、お客様に貢献できるのか?」といった目的を起点に、そのためには何が必要かという発想を持ち続けていきたいと思います!!!

 さて、これで45個の思考インストールが完了したので、復習として2週目は回しつつも、
4月からは次なるテーマを決めて、身体に染み込ませていきたいと思います。変化が楽しみです。

【今日の習慣】
 常に、最終目的から逆算して考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?