「推し、燃ゆ」推すことは尊く。辛く。
今回読んだ本宇佐美りん(2020).「推し、燃ゆ」 A-
世知辛さを感じて生きている少女が推している「推し」が炎上した。
少女が、現実逃避が如く人生を賭けて推しを推していたところ、どんどん「人」に落ちていく推し。
推しが「人」に落ちていくとき、推しに人生をかけた少女はどうなっていくのか。
本書は、今では老若男女問わず使う「推し」にまつわる小説である。
自分が好きなアイドルを「推し」として人生を賭けて推し活を行う少女を描いている。
SNS社会で他者との比較が、強烈になった昨