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東アジアの歴史ー中国1

東アジアでも、特に中国は歴史が古いです。

今日から、主に中国の最初の頃の流れを追ってみたいと思います。


<中国文明>

だいたい紀元前6000年ごろまでには、農耕が広まっていました。

黄河と長江という2つの大きな川の近くでこの、農耕の文明が始まりました。

当然人が増え、都市が生まれ、それらがくっついて殷〜周の国が生まれます。

この人が、殷を統一した、湯王(トウオウ)

その間の、それぞれに、大事な物語がくっついています。「封神演義」にはまさに周の立国が描かれていて、今度書きますね。日本では漫画が有名のようですが、結構脚色されている模様。

だってね、漫画にすると登場人物がおじいちゃんばっかりになってしまうんですね。

まあ、それじゃあ、読者は面白くないですものね。

しかし特に中国人とビジネスされる方、かなり大事な要素ですよ〜。漫画だけでも読んでみては?最近テレビアニメもやっているそうです。

※参考になるのは登場人物の名前くらいかもしれませんが。

さて、周では、封建制というのが始まります。

王の一族や臣下を諸侯として周に忠誠を誓わせ、その代わり土地と農民の支配を完全に任せるやり方です。

また、地位、財産、職業を子孫代々続けて世襲していくようにしました。

「史記」という有名な本(名前ぐらいは知っててね)がありますね。それを記したのは司馬遷という人ですが、彼も父親の仕事を引き継いだのです。そうやって、「司馬家が仕事をしなかったら誰が歴史を残すんだー!歴史の抜け落ちは司馬家の恥だ!」という感じで、いろんな仕事(と、それに伴う地位財産)が世襲されていきました。

この人が、周を統一した、武王(ブオウ)

分かれるものは一つになり。

そしてまた一つになるものは分かれ行くさだめに従うように、

周はやがて諸侯が争う春秋戦国時代へと突入します。

戦いの世で生まれたのが、知です。

たくさんの国が争う、その争いに必要な兵法だったり学だったり思想だったり、そういったものを持っている有能な人材が必要とされ、また排出されました。

そして、そのさだめの通り、

秦が中国を統一します。紀元前221年。

このころ日本は、倭の国、弥生時代です。

続く。


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