国家なき社会を想像する / 『くらしのアナキズム』
松村圭一郎
『くらしのアナキズム』 (ミシマ社、2021年)
「くらし」と「アナキズム」
この妙な取り合わせが気になっていた。
「プレバト」の俳句査定を見ていても、一見すると全く関係性のなさそうな言葉が組み合わされている作品が好きだ。新たな関係性が作り出される快感。
このタイトルを一目見たとき、このテの違和感があり興味をそそった。
それはいいとして、
アナキズムってたしか無政府主義だとかに訳される
危険思想の類じゃなかったっけ。
それと「くらし」。うーん、見当がつかんな、