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最近の記事

【ベンチャー】会社の議決権で大切な3つの数字

ベンチャー企業は、素晴らしいサービスを開発したり、サービスを広げる目的で広告宣伝を行ったり、社内体制を強化するために人材投資を行ったりと、お金はいくらあっても足りません。 しかし必要なお金を創業社長が持っているケースは稀ですし、将来の収益化に向けて先行投資を行うため赤字の企業も多いため、銀行融資も簡単には受けられません。 なので、ベンチャー企業は新たな株式発行による株主(投資家)からの資金調達に頼ることがしばしばあります。 こういった状況下で株主を軽視してしまうと、株主が

    • 【第5回】チャーン(解約)の要因

      顧客とベンダー、どちらも常に更なる成長を目標として、製品・ビジネスホテル・従業員・トップの方向性など様々な変化を続けています。 常に変化し続ける中で、顧客もベンダーもお互い何もしなければ解約へ至ってしまいます。特に定期収益ビジネスでは、顧客から得られる収益は初回の売上の後で生まれ、SaaS企業の多くでは1顧客に期待されるLTVは初回売上の10倍にまで上るため、解約は可能な限り防がなくてはなりません。 想定される顧客の解約理由、解約の危険信号、対応策をご紹介します! ●金銭的

      • 【第4回】正しい顧客に販売する重要性

        ●正しい顧客に販売することの重要性 全ての企業は、自社の商品やサービスを「正しい顧客」に販売してプロダクトマーケットフィット(PMF/市場が自社製品を受け入れている状態)を達成することが必須である。 営業の観点から新規契約の獲得は非常に嬉しいものだが、本当にその契約が正しかったかと言える場合は顧客がPMFにはまっている時に限定される。逆にPMFにはまらなかった時、その顧客との関係性が社内の効率化やチャーンレート(解約率)の増加に繋がってしまう。 つまり、カスタマーサクセス

        • 【第3回】定期収益型でないビジネスでのカスタマーサクセス

          ●カスタマーサクセスが他のビジネスに応用可能な理由 企業向けSaaSでは、幅広い分野でカスタマーサクセスの考え方が重視されている。カスタマーサクセスを緊急課題として生み出し、ビジネスの心構えの一つとして高めたのも「サブスクリプションモデル」だった。では、カスタマーサクセスは他のビジネスにも応用出来るのか?答えはもちろんイエスだ。 なぜか、リピーター獲得のためには「心理ロイヤリティの創出」が必須だからである。 実際にカスタマーサクセス部門がある会社の場合、その部署の存在意義は

          【営業組織のDNA】

          ●ザ・モデル(THE MODEL)マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの競業プロセスについて、細かくセクション別に綴られている本です。 この本の、コラムとして1ページで書かれているものの、非常に共感した部分があるのでご紹介します! ①成長のための成長はしない 成長は顧客へ継続的により良いサービスを提供するための手段であり目的でない。営業中心のカルチャーでは、数字ありきの破壊的な営業が組織に台頭してくる。成長という手段が目的にすり替わってはいけない。

          【営業組織のDNA】

          【第2回】カスタマーサクセス戦略

          ●カスタマーサクセスのもたらす3つの利益 ①チャーン(解約)の減少と管理 定期収益ビジネスで致命的となるチャーンレートはカスタマーサクセスへの投資で減少させる効果が期待出来る。但し、他の全ての条件で同じように競争力があることが前提となる。 ②既存顧客の契約金額増 チャーンをの可能性を潰すためだけでなく、既存顧客に販売するものを増やすことで、会社の利益にインストールベースからの契約と収益を加えることが目的となる。 ③カスタマーエクスペリエンスと顧客満足度の向上 心理ロイヤル

          【第2回】カスタマーサクセス戦略

          【第1回】カスタマーサクセスとサブスクリプションモデル

           現代のビジネスにおいて「カスタマーサクセス」はバズワードである。どの顧客もカスタマーサクセスを期待しているし、どの企業もカスタマーサクセスを提供することを目指している。  「カスタマーサクセス」とは、自社の顧客リストを守り、新たな機会につなげ、顧客の中から生涯を通じて企業やブランドの擁護者(アドボケート)となってくれる人を生み出すものだ。効果的に運用すれば、最大の営業・マーケティングツールになり得る。 ●カスタマーサクセスとサブスクリプションモデル  カスタマーサクセス

          【第1回】カスタマーサクセスとサブスクリプションモデル