[深夜バスの王]はかた号に乗ってみた!
皆さん、「はかた号」はご存知でしょうか。
「水曜どうでしょう」を愛する方ならご存知!
あの「はかた号」です。
※どの「はかた号」だよ!という方へ※
東京都から福岡県までを結ぶ、深夜バスです。東京から大阪なら結構走っていますが、東京から福岡…夜通しで本州を横断!所要時間14時間ほど、まさに「深夜バスの王」たる存在。「水曜どうでしょう」内の企画「サイコロシリーズ」ではお馴染み。
「どうでしょう」って?という方は是非ご視聴を!
↓自分が好きな企画もついでに載せておきます↓
バスの概要
先ほども説明した通り、また名前のごとく「東京から福岡」を結ぶ「深夜バス」です。
福岡行き(不幸行きではない)は夜9時にバスタ新宿を出発、都内はどこにも立ち寄らずひた走ります。小倉駅に翌朝10時前、終点の博多には11時過ぎに到着します。
今回乗った東京行きは夜7時前に博多のバスターミナルを出発すると、小倉駅など北九州に立ち寄ってバスタ新宿まで。早く発車した分、バスタ新宿には翌朝9時過ぎには到着します。
昔は京王バスとの共同運行でしたが、現在は西鉄バス単独で運行されています。昔、上記で述べた「どうでしょう」登場時は普通のバス座席が3列ないしは4列のものでしたが、現在はビジネスシートが3列で、最前部4席は半個室のプレミアムシートのみの計22席です。
運賃もお高め…そもそも距離が遠いので高いのかは微妙ですが、数多走っている深夜バスよりは高いので「高め」としておきます。
ビジネスシートは通常期で15,000円台、プレミアムシートは20,000円ほど!
出発のとき
バスターミナルで食事を済ませて待っていると王者の風格を漂わせて、乗客を長時間護送するバスが堂々登場。
ビジネスシートに乗り込むとこんな感じ…フットレストもあり、本革の上質なシートがお出迎え。右のアームレスト下にはコンセント、また個別に充電用USBポート、4kgまで対応の荷物かけ、ドリンクホルダーが前部にあり機能も高い充実装備がそこに。
発進!!
博多バスターミナルを出発すると天神バスターミナル、北九州で小倉駅など3か所に立ち寄ります。
休憩は山口県:佐波川SAと翌朝の静岡県:静岡SAの2か所。トイレは車内にもあるのでいつでもできます!
出発してほどなくすると乗務員さんから紙パックのお茶とホットアイマスクをくださいました。ありがとうございます!!
佐波川SAを出発すると、カーテンが閉められて消灯もされて真っ暗。照明が欲しいときは前部の読書灯があるから大丈夫!
周囲の方が寝てたりするので必要最小限で!
案外寝れるのでビックリ
デリケートな方でない限り、上質なシートということもあって案外寝れます。お尻もそこまで痛くないし…ただ自分は、首が痛くなりました。歯を食いしばってたのか歯も痛くなったのは意味が分からないけど…
ネックピローとか持ち込むといいかもしれない…
乗った日、車内は23℃に統一されているようで…乗車率も案外高くて、少し暑く感じました。湿度も低いのか、喉がやたら渇きました。500mlのペットボトルのお茶3本を既に装備していた私は無敵でした。
そんな中、バスは乗務員交代と車両点検でいくつかに停車しながら進んでいきます。乗務員さんはトイレの手前の小部屋に入っていきました。Youtube見るとあのあたりに仮眠室があるようで…お疲れ様です。
目覚め
「黄色の深夜バス」ことオリオンバスの普通のシートや、ウィラーエクスプレスのリラックスシートですら寝付けなかったのにはかた号では寝れましたね…4,5時間くらいは。トイレがないバスだと深夜でも休憩を挟むので寝たところで休憩地に到着、照明が点灯するので寝れないことがあったりするのですが、深夜バス乗車歴のトップ3に入るくらい快眠でした。
朝6時過ぎには新東名静岡SAに到着。渋滞もなく至って快調。
約1,144km、14時間半
そんなバス旅も朝起きてしまうとあっという間。富士山を通り越して、神奈川県も越えて、TOKYOへ。首都高に入ると少し渋滞もしましたが、ほぼ定刻通りにバスタ新宿の降車場にはかた号は滑り込んでいきます。
深夜バスを降りるとグッタリすることが多いのですが、全然そんなことはありませんでした。
そしてバスは去っていきます…乗務員さんありがとう、お疲れ様でした!
名残惜しいので発車までお見送りしてました。
勝負の結果は
案外快眠だったことで勝利かに見えましたが、長時間座っていると首が痛くなりました。静岡あたりでお尻も軽く麻痺してたりと王者からの攻撃を受けた挑戦者…引き分けですね!
東京からの福岡行きにもいつかは挑戦したい…!
所要時間は結構かかるので負担は結構あると思いますし、この運賃ならLCCは余裕で乗れますし、早割とかを使えば一般航空会社便も乗れます。新幹線もあります。
ただ!
寝ている間に効率的に移動したい!
とにかく安く移動したい!
そのニーズに応えるために深夜バスはあります。
刺激を求めて深夜バスに戦いを挑んでみてはいかがでしょうか?
サポートいただけたらnoteのネタとして使わせていただきます。 サポートしてくださる気持ちだけでも歓迎です!