情報収集の仕方(テレワーク2拠点生活)
東京のまちなかに暮らしていると、まちを歩いているだけで情報が飛び込んでくる。情報の種類も多様で、視覚に聴覚に触覚に嗅覚もだ。インターネットで探せばすぐに欲しい深さと量の情報が見つかる。
熱海の家からバス停まで歩いていると、この季節だとメジロの声や風の音や、勢いよく山道を走ってくる車の音やにおい、夜は星空や闇夜のにおいが入ってくる。夏になるとイノシシが飛び込んでくるらしい(張り紙してあった)。インターネットでは網羅性だけでなく鮮度のいい情報がなかなか見つからないのも現実。
東京で長く仕事をしていると、東京で体験できている情報量は、他の地域でも出来ているものだと、勘違いしてしまう。ある日突然、東京に突然引っ越すことになったとしても、まちを歩いたり、インターネットを使えば、そんなに時間かからずに、「東京の人」になれる。
「熱海の人」になるのには、もう少し時間がかかりそう。熱海に友人がいるので、一番最初に困惑したネットの通信速度の話の相談に乗ってもらったり、熱海のコワーキングスペースを借りているので、そこで何となく顔見知りになってきた人もいる。少しずつ、少しずつ、自分の足で開拓して、情報収集していく。
その日に知り合った人から聞いた、熱海情報は、私の中の熱海Wikiみたいなものに格納されていく。そして、私フィルタリングや私オプティマイズして、時々ドヤ顔で仲間に共有する。こうやっていくうちに、私も「熱海の人」になっていくんだろうと思う。
二拠点居住や移住した後に、どのくらいのスピードで「〇〇の人」になれるか、結構大事なことだなぁと思う。そのためには人と出会うこと。薄くても軽いものでもいい。
そうそう。猫の集会に参加することも欠かせない。