若者は選挙へ行こう!より、若者のための投票をしよう!の方がいい!
今回の記事は少しいつもとは雰囲気が違いますが、選挙について書こうと思います。若者が選挙に行かないというのは、ずっと以前から問題になっていて度々メディアでも「若者は選挙へ行こう!」の類のPR活動が行われます。
そもそも、この記事を書こうと思ったのは前回の記事の最後に少し触れたことがきっかけです。以前から思っていたことで、改めて記事として発信して少しでも共感してくれる方がいたらいいなと思い書きたいと思います。
逃げ切り世代の事を書いた、こちらの記事の後半に少し触れています。https://note.com/rea_jenee_japan/n/n24a9f2a93bbf
今日の記事の最後に、田舎暮らしの中にこの文化を浸透させたいなと思っているので、その辺も書いていきたいと思います。
とは言え、選挙行きますか?
若者に選挙へ行くことを促すのは、もちろん正しいです。
でも、正しいですけど遠回りのような気がしています。
選挙なんだから、言い訳せず行って当然というのはもちろん正論です。
でも、心のどこかで
「自分1人の投票で何が変わる?」
「選挙行く暇あったら遊びに行く」
「誰がいいのかよくわからないし」
「子育てでそれどころではない」
「大事なプロジェクトを抱えていて時間がない」
「バイト行く方がまし」
もちろん、これはただの言い訳です。ということは分かっていますが、これが本音ではないでしょうか。メディアでPRされたり、有名人がPRしたり、期日前投票などが設定され、多少は増えたようには思いますが、根本的なマインド部分は変わっていないので、やはり若者の投票率は伸びないように思います。
ゴールは若者のための政治になること
若者に選挙へ行こうというPRは、つまりは若者が選挙に行かないから、若者向けの政策を持った政治家が当選せず、高齢者有利の政策ばかりになってしまう。という理論なわけです。
若者が選挙に行くことがゴールではないですよね。
ゴールは、若者のための政策が実行されることですよね。
つまりは、若者のための政策を持つ政治家が当選すればいいわけです。
みんなが若者のための投票をしよう!!
これが僕の結論です。選挙に行くというのは正直なところ時間に余裕がある人でないと難しいと思います。期日前投票などで、多少改善している点はありますが、基本はやはり面倒な物です。どうしても時間に余裕のある高齢者の投票率が上がります。
時間に追われ、やりたいことで溢れる世代の選挙に行くかどうかわからない人に、「選挙へ行きましょう!」とPRするよりも、きちんと選挙へ行く人に、自分のことだけではなく次世代のための事を考えて投票しましょう!と呼びかける方法もあると思います。
数字のカラクリを利用する
選挙とは?という事を考えると、倫理的にどうなのかという部分で少し気になることはありますし、数字のカラクリのような部分があるので、公の場でPRしづらい面もありますが、それでも敢えてnoteで発信したいなと思います!
新規の1票が若者政策の政治家(政党)に入る。これは+1票です。当たり前です。もし、高齢者政策の政治家(政党)に入れていた人が、若者政策の政治家(政党)に入れるようになる。これは、ー1票と+1票で、2票分の価値になります。
つまりは、
今まで選挙に行かなかった若い人が100人選挙に行くのと、
既に選挙に行き高齢者政策の政治家(政党)に入れていた50人が、
若者政策の政治家(政党)に入れるようになるのはイコール
という計算になります。
どちらが効率が良いのか、と考えると単純計算はできませんが、後者のような気がしています。
色々な大人や有名人が「若者も選挙に行こう!」とPRしてくれているので、僕は選挙に行く高齢者に「若者のための投票をお願いします!」と伝えていきたいと思います。
田舎問題とはどういう関係がある?
田舎では、過疎化、非耕作地、空家、放置山林・竹林などの問題を抱えています。僕は、その問題に取り組む活動を行っています。その活動においてたくさんの若い人達の協力を得ています。そして、そのお子さんにも活動にできるだけご参加いただき、その必要性を次世代へ継承していくよう微力ではありますが、尽力しています。
そういった活動を通じて、若い人の力で田舎問題に取り組むことで地域の高齢者と若者の繋がりが強くなり、「若者のための投票をお願いします!」ということも言い易くなります。
まとめ
選挙では自分達のための政治家(政党)へ投票するのが当たり前ですが、これからは「若者のための投票をする」というのが当たり前になるような文化を作りたいと思っています。
そして、実活動における田舎問題の取り組みと、行政面からの取り組みを合わせて田舎問題へ向き合いたいと思っています。
少し途方もないような話ではありますが、何もしないよりは何か少しでも行動に移したいなと思っています。僕の好きな言葉です。
「千里の道も一歩から」
このnoteでの発信が、僕の1歩目です。
同じように田舎で活動する方、これから移住する方、もし共感いただければ
「若者のための投票をお願いします!」を合言葉に、ご協力お願いします!