生きてくれてありがとう
最近おひとりさま終活という言葉があります。これも時代の変遷です。
一人くらしの特に高齢者の方が増え、遠くの家族に迷惑をかけないように準備をすることです。
しかし、おひとりのかたはお亡くなりになる時に誰かに手を握ってもらうことはあるのでしょうか?これをサービスと捉えてはいけませんが、気持ちとして足らないところを、支えることが必要なのではと思います。
例えばあなたが長い間病気で苦しんだとしても、あるいは突然の病で亡くなろうとしていても、あなたの人生は多くの奇跡があったはずです。
ここ浦安の歴史を調べると念仏婆さんと呼ばれる方が昭和30年代までおられ、お通夜や法事の際に来て念仏を一緒に唱えてくださったそうです。
また他の地域では泣き女という方がいて一緒に泣いて悲しんでくださったそうです。これは日本だけでなく、世界にあるそうです。
私がふと気に留める存在のマザーテレサも最後の瞬間に手をそっと添えることをしていたそうです。
私も悔いがないことがあります。それは夫が病院で息を引き取る時に耳元で何度もありがとうを言えたことです。自然とそばにいた子供達やご弟妹もありがとうを夫に言ってくださいました。
夫もきっと最後に私たちの声を聞いてくれたと思っています。とても穏やかな顔をしていました。
そして葬儀の時には家族で夫に感謝状を送り、棺に入れました。
もしもあなたがお一人で暮らしていたとしても、万一の時に連絡をする方に名前を書いていただけるならば、ご家族と共に、あるいは共にでなくても。あなたの最後の旅立ちに感謝の気持ちを伝えるようお手伝いいたします。
『生きてくれてありがとう』を人生の最後に言われたら、人生本望ではないでしょうか。
感謝状ワークとして当組合のサービスでご紹介してますが、こちらはご家族様が行うだけでなく、私共がご依頼者様の人生に感謝をして作成させていただくこともできます。
(精一杯)生きてくれてありがとう。
あなたの最後の瞬間に言わせて欲しい言葉です。
行政では足りない、できないところを気持ちに沿ってやれるために、千葉県知事認可として当組合ができたのです。(千葉県以外にお住まいの方のご依頼も受け付けています。)
多様な社会のニーズの小さな声が私共の役目です。
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい