社会貢献
社会貢献
人は一人で生きていけない
のではなく、
人は一人で生きていない
ということを佐藤俊一先生から教えていただいた時、何だか目の中の小さなゴミが取れたような気持ちでした。
視界がクリアに何でも見えるようになったようなー。
社会奉仕、社会貢献をしたいと考える方は一昔前より、確実に増えたのではないでしょうか。
どうしてでしょう。
昔は、大家族ゆえ、自分の家族の面倒を見ることに精一杯で社会に出て、奉仕する時間もなかったこともあるのではないでしょうか。
今や、この時代と言いますか。核家族が進んだその後は、成人し、社会に出ると、そのまま自分の生活となる方も増え、時間があれば、誰かのためにと社会へ出て、何かしてあげれるかもしれないと思えるようになったのかもしれません。
持続可能か、一回限りのものかでも違うかもしれませんが、そこにはおそらくやりがいも見つけるのではないでしょうか。
私は誕生日がたまたま同じだからもあって宮沢賢治のことをふとした時に考えます。雨にも負けず、風邪にも負けずは有名ですが、これこそが社会奉仕なのかと思います。
そして宮沢賢治は、そういう人にわたしはなりたいとメモに残し世を去っていきました。
誰かにずっと、誰かを支配したいわけでもなく、誰かをコントロールするでもなく、ただただ目の前の人を助けて、ああよかったですね、よかったよかったと言って満足しあえればそれが満足、幸福だということです。
あちらに行った時、宮沢賢治とはぜひ話してみたい一人です。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい