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相手との関係性 主従にならないために

相手との関係性 主従にならないために

とかく、相手がいると主従関係は生まれがちです。
しかし、福祉の中、特に精神保険環境の中での主従はよろしくないのはお分かりのことと思います。
普段私たちは普通に話しをしていても相手が、ああこの人、尊敬されたいのだなとか、ほめられたいのだなとか感じる時はありませんか?
確かにすごければ、ほめることはいいことですし、褒めて相手もこちらもきもちが良ければそれがいいと思います。

ただ気をつけなければいけないことは、相手が褒められたことによって依存してきた場合です。ときに依存は双方の関係性をよくする物ではありません。

そしてさらにそこに主従の関係もあったとしたら、それは早く打ち消したほうがいいでしょう。

日頃から相手を尊重し、相手の必要性を認めてあげること。それができればきっと安心して毎日を過ごせることでしょう。

しかし、これは本来は親子関係においてもそうだと自負しています。子供は親の所有ではありません、育てる責任はありますが、別の人格であり、力を持っています。

どんな時でもお互いがおたがいを認められること、雑な扱いをする相手とは距離をおくことが、あるときは必要かもしれません。

                         リ・そうるけあ
                      高山和 たかやまあい