今日からメイです。
今日からメイです。
さあ、これだけを聞いて何を考えましたか?
メイはMayとして、5月の意味で使いました。
さらに、我が家には『メイ』という名の猫がいます。彼女はもうひとりの猫(ここは一匹と書いた方がいいのでしょか)と一緒に、前の方が飼えない事情ができて、引き取りました。その時すでに同じような理由で3回、飼い主が代わっていて、我が家で4家族目という、非常に大変な、でも考えようによればみんなが彼女たちを守ろうと必死に次の飼い主を見つけて託すという、とても稀有な人生をすでに約1歳2ヶ月の時のお迎えで、経験していた黒猫姉妹でした。ですので、名前はすでにメイちゃんですと渡され、彼女もその呼び名でずっと慣れているので、変えずに、我が家に来てくれてありがとうの意味で、漢字の名前をプレゼントしました。なので、彼女の名前は『命』です。
前の方も最初の飼い主を知らないそうで、いつ産まれたか、あるいは拾われた子なのかもよくわからないのですが、おそらくは五月生まれだからメイちゃんとのこと。5月生まれの命ちゃん。
この名前を彼女にあげた時から、彼女を思うと、自然と命を考えます。
ちなみにもうひとりの(一匹の)子は、ミアちゃんという名前です。彼女にも漢字の名前をプレゼントしています。『深愛』と書きます。
彼女たちがあのタイミングで我が家に来たのは、それから起こる私の人生最大の辛い悲しい出来事に備えることと、最後に夫に思い込みでないこと、猫はずる賢くなくて、愛情溢れ、犬と同様、心で通じることができる存在ということを教えてくれるための出会いだったのかなと思います。
彼女たちがいなかったら、その後しばらくして、夫が突然亡くなり、到底あのどん底の心の砂漠に水をやり、再度小さな花を育ててみたいなんて思えなかったろうなと感じてます。
『命』は『深愛』で向き合う。
それを教えてくれるためにやってきてくれた我が家の天使たちを忘れないための5月です。
リ・そうるけあ
高山和 たかやまあい