#33 音楽機材と私③。〜その他ギター編〜
私は現在うつ病で療養中の40代男性である。
前回、前々回に続きそのほかのメーカーのギターを紹介していく。
一応これでギター編は最後となる。
Schecter DIAMOND SERIES OMEN EXTREME-6
これも比較的最近手に入れたギターだ。
2012年インドネシア製となる。
このギターはダウンチューニング用のギターとして所有しておりチューニングはドロップCで調整してある。
出力高めのピックアップに裏通しの弦の使用がラウド系の曲を弾くにはちょうど良い。いかにもな見た目も気に入っている。
このギターを手に入れる前はフェルナンデス製の似たような仕様のギターを所有していたがグレードアップということでそのギターを手放しこのギターを手に入れた。
今の所特に改造などはしていないがより出力の強いピックアップに換装してみるのも面白いかもしれない。
Gretsch Electromatic G5120 125th Anniversary
これも最近手に入れたものだ。
実はこのギターを紹介したいがためにこの機材紹介記事を書き始めたまである。
こちらはグレッチのG6120通称ナッシュビルの廉価版エレマチシリーズのG5120、珍しめのブラックのボディーだ。
ラミネートメイプルボディにローズ指板、フィルタートロンタイプのピックアップが搭載されたものとなる。
2008年韓国製のモデルでちょうどグレッチの125周年ということで記念のプレートがヘッド裏についた記念モデルだ。
ネットで見ていてもなかなか同じ機種を見かけないので比較的レアな機種だろう。
これはたまたまネットで調べ物のためになんとなく色々なギターを見ていた際に目についた。
一目で気になり販売店も比較的近場だったこともありすぐに店舗に電話し商談中にしてもらった。
数日後には実際店舗に出向き実物と対面。
15年前のものとは思えないほど新品に近いコンディションでどうやら購入後すぐにケースにしまわれ数回程度しか弾いていないものとのことだった。
実はグレッチは10代の頃からいつかは手にしたい憧れのギターだった。
一番最初にグレッチを意識したのはやはり漫画の「BECK」であろう。
さらには大好きなミュージシャンのベンジーやチバユウスケも愛用しており、最近では横山健もグレッチのギターを弾くようになっている。
そんなわけでテネシーローズかファルコンをいつかはとは思っていた。
ベンジーやチバユウスケについては過去記事にしているのでよければ見てほしい。
最近ではチバユウスケやベンジーのシグネチャーモデルも出ておりそれはいずれもブラックにシルバーパーツのものだった。
テネシーローズが元ということでどちらもFホールはペイントだが、その点とコントロールの一部を除けば全く見た目には近い形状のギターがこのギターになる。
ちなみにこのモデルはナッシュビルが元なのでFホールは空いている形状となる。通常ナッシュビルはゴールドのパーツが搭載されているがこのモデルは本体色に合わせてシルバーになっているのであろう。
多分うつ病になって以来嬉しさで顔がつい笑顔になってしまったのはこのギターにであった時だけだろう。
手持ちでは全然資金が足りなかったのでとりあえずの手付金ということで1割程度の金額を支払いその日は店を後にした。
実は前回ギブソンのレスポールを手放したというのはこのギターを買うためだった。
20歳の記念に奮発して買った思い入れのあるギターだったがそれを手放してでもこのギターを手に入れたいほど惚れ込んでしまった。
ほどなくレスポールには買い手がつきなんとか購入資金を手に入れた私はウキウキでギターを迎えに行った。
廉価版とはいえ上位機種と同等のパーツ等を使用しているとのことで音は紛れもなくグレッチのものだ。
ブラックのボディにシルバーパーツという見た目もめちゃくちゃ渋い。
一つ難点を挙げるとすればフルアコタイプゆえ生音がアコギほどにでかいので弾く時間やタイミングには気をつけなければいけないことであろうか。
上位機種のグレッチもいつかは欲しいとは思うが金額的にはあまり現実味がないのでおそらくこのギターは一生手元に置いておくことになるだろう。
ほぼ新品のミントコンディションだったこのギターがこの先何十年も弾き込まれどのような変化をしていくのか今から楽しみである。
そして何よりこんな激渋ルックスのギターが似合うような爺さんになりたいものだ。
これで私の所有するギターは以上となる。
あとは今現在手元にないものとしてHummingbirdを買う前に所有していたYAMAHAのFG-820が実家に置いてある。
よければ過去の私の所有ギターの紹介記事も見てほしい。
次回はベース編を書いて一旦機材紹介はひと段落とさせていただこうと思う。
それではまた。