2月の夜は天体ショーで

如月に入っても、花々は眠っているようだ

谷保天満宮の梅は、まだ2分咲きにも至らず
早咲き桜で有名な、伊豆半島河津桜はつぼみ段階
2月末から3月にかけてが見頃
そんなに遅いのか
2月半ばの、多摩地区から河津への直行便をJRさんが用意いただいたが
飯田さんの家の桜の原木は見てみたい
当日は川岸を寝ている桜並木通りを
ウオーキングするだけになるのか
致し方あるまい

雪月花。
雪はもういいだろう、日本列島を解放しなさいよ
視点を2月の寒空に転じてみれば
宇宙関係者は、2月天体ショーは如何と
誘ってくれる。
2月15日は金星が最大光度に達するらしい
一等星の88倍の明るさというからには、今寒空にくっきり見える
シリウス星よりも見えやすいのか
これならシロートでも鑑賞できそうだ
日没後から、宵の明星が顔を出す
それから一時間後に、金星が最大光度に達する
冬の空の代表、一等星シリウスよりも88倍も明るいと聞いては
見逃せまい。西の空に目を凝らしていよう。

2月6日だから、もう過ぎたようだが
月がスバル六連星と重なりを見せたそうだ
これも面白い、見逃したのは残念だ。
木星と火星も顔出しているらしい。老眼では見えないかな?.

周辺には、代表的冬の星座が広がる。
1等星アルデバラン。小さな星のかたまりは、プレアデス星団(すばる)。
「オリオン座」もわかりやすい。赤い色はベテルギウス、青白いのはリゲル2つ共一等星。青白いシリウス、プロキオンを結び、有名な「冬の大三角」が見えてくる。

地上の世界も面白いが、
たまには天上の世界に思いをいたそう。
昔の人たち、アリストテレス時代の人たちは星々を眺めながら
何を思ったのだろう。
そして近代に来るに従い、コペルニクスやケプラーが
それまでの天上観、世界観(宇宙観)をものの見事に
ひっくり返してくれた。
その時代の人類の知的活動に思いをいたしながら
2月の寒空に目を移し
暫し、天体ショーを楽しんでは如何か。

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