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【在校生&卒業生進路インタビュー】高校生活を全うした先に出合った新しい世界 自由学園最高学部で触れたリベラルアーツの魅力
「この分野について学びたい」 「将来こんな仕事に就きたい」 こうした想いが明確になる時期は、一人ひとり異なります。幼少期の憧れを温め実現する人、授業などで興味を持った分野を発展していく人がいる一方で、進路を決定する際も方向性がはっきり見えない、絞るのが難しいと感じる人もいます。 西理恵さんは、後者でした。特定の学部や分野の枠にとらわれることなく、幅広く学んで自分の可能性を広げたい。その時の自分の気持ちに素直に向きあい、リベラルアーツ教育を実践する自由学園最高学部(大学部)へ
【在校生&卒業生進路インタビュー】最高学部で開花した知的好奇心と機械技術への興味 デジタル技術の最前線を担う企業に就職するまでの道
自由学園最高学部(大学部)をこの春卒業し、3Dなどのデジタル技術を活用したものづくり分野で急成長を遂げている「SOLIZE株式会社」に、エンジニアとして就職する栗田匠さん。 高等科から最高学部への進学は、「流れに身を任せる」形で選択しましたが、そこで学びのおもしろさに目覚めます。機械技術を実践的に習得し、さらには元来好きだった「ものづくり」と融合。そして、自身の学びと好奇心を生かせる企業への就職を決めました。 栗田さんは、高等科と最高学部でどのような日々を過ごしたのでしょ
【在校生&卒業生進路インタビュー】「本当にやりたいこと」にチャレンジしたい! 「前提」だった大学受験をやめて「就職」を選ぶまで
高校卒業後の進路として「進学」が大多数を占める中、大学で学ぶことの意義をじっくり考えて向き合った結果、「まずは就職する」と決めた生徒がいます。 戸川里桜(りお)さんは、高知県安芸市にある「山のくじら舎」という木のおもちゃを制作している工房(会社)で、2024年春からスタッフ(職人)として働く予定です。 高校生になるまで、大学進学を当然のことと捉えていた戸川さん。そんな彼女が就職を選ぶまでの心境の変化、さらには、山のくじら舎との出合い、今後の展望などについてうかがいます。
【高校生が本格インターン(後編)】全員必修の「インターン制度」を創った理由 生徒が社会で学びつながる機会を学校が保障する意義とは
本年(2023年)11月より開始した自由学園のインターンプログラム「飛び級社会人」。それに先立ち実施したプレインターン時に、アパレル販売を通じてアフリカ支援を行う「CLOUDY」(クラウディ)へインターンした北村紫帆さん(高校3年生)に話を聞いています。 前編では、インターンの内容やそこで感じたこと、参加後の心境の変化などについて語ってもらいました。後編は、プログラム設計に携わった山本太郎先生にも加わってもらい、制度を創った目的やそこに込めた想いなどについて聞きました。 ※
【高校生が本格インターン(前編)】多様な企業・団体で学ぶ「飛び級社会人」が始動! プレ企画を経験した生徒は何を感じ、どう変わった?
自由学園では、高等科生徒がインターンを体験する独自のプログラム「飛び級社会人」を11月より開始しました。 初年度となる今年(2023年)度は、80名が21の多種多様な企業・団体へインターン。本プログラムは高校2年次の必修で、全生徒が参加しています。 本格実施の前段階として、昨年度(2023年2〜3月)志望者のみで試験的にプレインターンを実施しました。今回は、一足先にこの様子を紹介するとともに、高校生がインターンを経験する意義や制度設計に込めた想いなどについても解説していきま
多数決に頼らない合意形成 そのプロセスを学びに! 生徒も先生も経験のない「ゼロからの仕組み創り」に挑戦 【共学化への道・教師編】
2024年度に実施される男女共学化に伴い、生徒から自発的に声があがり、共学後の学校生活の仕組みづくりに向けて活動を開始した「共学化係」。 ☞ 係の生徒に話を聞いた「生徒編」についてはこちら ↓↓↓ 今回は、「共学化係」の担当教員で、中等科教頭の山縣基先生に、教師側から見た共学化係の活動、生徒の姿、合意形成への想いなどについて話を聞きました。 ■ 「主役はあくまで生徒」 担当教員の立ち位置は?――「共学化後の学校生活の仕組みを自ら決めたい」という生徒たちの声について、どう