スポーツトレーナーに求められる心得!!
こんにちは。
島田です。
本日は「スポーツトレーナーに求められる心得」について書いていきたいと思います。
〜スポーツトレーナーの心得〜
現場で最低限必要なトレーナーの心得は次の通りです。
・教育的な指導
・外傷・障害予防と救急処置
・パフォーマンスアップのサポート
今回はアスレティックトレーナーとして学んだ 考えを基にお伝えしていきます。
〜教育的な指導〜
トレーナーとして現場に立つと、クライアントから体や競技について様々な質問が出てきます。 また、トレーナーとしてサポートする中で、相手に必要な取り組みや、アドバイスをする機会は多くあります。そうなった時、忘れてはいけないのが「教育的指導」です。
教育的指導とはお客様やクライアントに対し常に「回答」を言うのではなく、目的達成の為に主体的に取り組める為のヒントや助言の事だと私は考えています。
例えば、体重を落としたいと言う希望に対し、取り組むのはトレーナーではななくご本人です。運動だけではなく、食事面も意識しなければいけません。日常の食習慣を変えていく大変さは何となく想像できます。(大変)
そんな取り組みをサポートするには栄養学の答えや理論ばかり並べるのではなく、相手自身が納得し、モチベーションを高める為の声掛けや小さな成功体験を積み重ねる必要があります。
その為には教育的な立ち位置が必要なのです。
答えだけを伝えない、と言うのがポイントです。
〜外傷・障害予防と救急処置〜
現場で私が一番注意しているのが「外傷・障害予防と救急処置」です。
実際、どのスポーツ現場においても起きる可能性が高いのがケガです。トレーニングとは鍛えていると言う表現もありますが、関節やその他の組織に負担を掛けているという言い方もできます。
誤ったフォームやその人にとって過負担な動きは慢性、急性的なケガを引き起こします。
また、ケガや事故が起こってしまった場合、それをできるだけ最小限の状態で処置する必要があります。止血や固定、冷却や搬送など現場の環境を把握した上で迅速に対応する為の心得です。
〜パフォーマンスアップのサポート〜
教育的な指導とケガ予防の先に、日々積み重ねたトレーニングの結果が出てきます。ここで言うパフォーマンスアップとは、各トレーナーの現場によって多少意味が変わりそうです。
競技スポーツに関わっている人はスポーツにおけるパフォーマンスとして捉えられます。
一方、一般のフィットネスにおいては、体が変わる事で日常生活が楽になったり、痛みが無くなり快適な毎日が過ごせるようになる事です。
トレーナーとしては最終的に相手の体が変わる事で、その人にとっての人生そのものが良い方向に変化するところに仕事のやりがいを感じるのではないでしょうか?
本日はトレーナーとしての心得でした。 どれも基本的な事ですが、毎日の雑務に追われると頭の片隅に追いやられてしまう事があります。
携わる人達に少しでも良い変化を与えられる トレーナー目指して共にベストを尽くしていきましょう!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!