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マーフィーの法則ってかわいい

同僚Aさんが、ものが入ったケースを落としてしまい「落とすときに限って中身がいっぱい入ってるんですよね…」とぼやきながら、散らばったものを拾っていた。
すると、同僚Bさんが「なんか外国の言葉でそういうのありますよね」と言うので

「パンが落ちる時はバターを塗った面から落ちる、みたいなやつですか?」

と聞いたらビンゴだったらしく「凄い、なんでわかるんですか?感動した…」と、感動されてしまった。こんなんで感動を与えることができて光栄である。
これ、マーフィーの法則というらしく、なんか聞いたことはあるけどなんだろう?と調べてみたら「失敗の余地があるなら失敗する」という、
「事実かどうかは別にして、先人たちの経験則から導き出されたユーモラスで哀愁のこもった法則」らしい。

コピー機が壊れたのにエンジニアさんを呼ぶと直るとか、洗車すると雨が降るとか、
いつも遅れてくるバスが、自分が遅れた時は定刻通りに来るとか、自分が並んだレジの方が進みが遅いとか、そんな感じ。
わかる〜!!!あるある〜!!!ってなりませんか?
マーフィーの法則って言うと格好良いけど、日本語で平たく言ったら「あるある」みたいな感じ?なんか急に可愛くなってきた。
まず「事実かどうかは別にして」るのに、法則って言ってるのかわいい。

「食器を洗っているときに限って顔が痒くなる現象」に名前つけたい!
って十数年前からずーーーーっと思ってたけど、これマーフィーの法則で片付くんじゃないかな?

今後、何か物事がうまくいかないとき、先人たちも「もう!!」って思いながら「なんなんだよ…この法則…」って点と点を繋いで線にしていたと思ったら、
自分だけじゃないんだなって実感するし、なんだか人類が愛らしく思えてくるような気がする。
大人になると何かと【理論】が重んじられるけれど、理論的ではない事象を集めて【法則】にしたのってなかなかの快挙じゃないかな。

マーフィーの法則、かわいいよ。

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