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暮らしフォーカス「魅せるキッチンと使いやすさ」

こんにちは、RE広報です。

2025年はリノベーションされた住まいの実際の使い心地であったり、RE設計士たちのこだわりをお話ししていければいいなと思っています。

名付けて「暮らしフォーカス」、どうぞお付き合いください。

今日のご提案はタイトル通り、魅せるキッチンと隠れた工夫による使いやすさです。インスタのリールで一挙に見ることもできます。

まず、魅せるキッチンとは空間のインテリアになるキッチンのこと。特に私たちは限られた空間を広く使うために、壁付キッチンを採用することがよくあります。「生活感を隠すこと」が一つの目的とされた対面キッチンと比べて、全てが見えてしまうんです。だから隠すのではなく、魅せる工夫をすることが大切です。

最近noteでもよく紹介していますが、このキッチンは魅せる造作のキッチンです。

面材はラワン合板を使い家具のようにしました。空間のアクセントとするために透け感のあるグリーンのタイルを壁面に使っていますよ!素材を工夫することで、使い勝手はそのままにオシャレをつくることができるんです。

機能性を重視した従来のキッチンでは魅せるキッチンをつくることはできません。そこでさらにもう工夫。

取っ手は今回の空間には相性がよくなかったので、無くす方向で考えてこのように扉の上部を内側斜めにカットしました。指先を入れると取っ手のように開閉しやすいんです。(取っ手をつける場合には、真鍮のものを使用することもあります。)

マンション物件ということでPSと呼ばれる動かせない配管スペースがあります。そこをあえて利用して、生活感の原因となるコンセントやスイッチを側面に並べて。正面からは見えにくいでしょう?

それとタオルも生活感が出る要因。正面にかけるよりも側面にかけたほうがスッキリ見えるんです。

それから冷蔵庫。これはパントリーに隠すと◎

コンロはIHよりもガスコンロの方がデザインとしては面白いので、取り入れてみるのもおすすめですよ。

リノベーションなので、同じマンションでない限り、全く同じ造りは有り得ません。その住まいの形や魅せたい雰囲気に合わせた「魅せるキッチン」をおつくりしています。

暮らしフォーカスは定期的に更新します。お楽しみに!


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