ジェイコブ・ロスチャイルド(87歳)、死去
ジェイコブ、亡くなる
銀行家で、ロスチャイルド一族の末裔である、ジェイコブ・ロスチャイルドが87歳で死去した。
世界皇帝とも言われ、ロスチャイルド家は元より、資本主義や拝金主義を生み、金融支配で世界を牛耳る、悪の根源として悪名高い。
彼らは、権力、財力で支配し、私たちを奴隷か家畜としか見ていない。
ロスチャイルド家は、英国PA通信に対する発表文で、彼の死を認めたが、死因は明らかにしなかった。
声明には、彼の業績と人柄を褒めたたえる内容が書かれていた。
彼の死が発表されてから間もなく、ジェイコブが、トーマス・ローレンスの巨大な壁画、Satan Summoning His Legions(軍団を召喚する悪魔)の前で、不気味な芸術家、マリーナ・アブラモヴィッチとポーズをとっている画像が、ユーザーによってシェアされ、サタンというワードがトレンドになった。
メール・オンラインの報道によると、彼は、ナット・ロスチャイルドを含む4人の子供に恵まれ、一族の慈善活動ポートフォリオを管理するために、ウィンドミル・ヒル・アセット・マネジメントを設立した。
去年のサンデータイムズのリッチ・リストでは、ロスチャイルド家の推定資産は、約8200万ポンド(約153億3570万円)で、ユダヤ教の活動、教育、芸術のために、6600万ポンド(約123億195万円)を寄付したと報告されている。
ジェイコブは、そのキャリアの中で、当時のBSkyB(英国スカイ放送)テレビの副会長などの役職や、ナショナル・ギャラリーの理事会会長を務めた。
また、彼は、イートン大学とオックスフォードに所在するクライスト・チャーチで学業を修め、国家遺産記念基金の会長も務めた。
1992年には、現在のユダヤ政策研究所(JPR)として知られる、当時のユダヤ問題研究所の所長にも就任した。
彼は、ユダヤ教の慣習に従い、家族葬で埋葬され、後日、彼の生涯を祝う記念碑が建てられる予定だ。
イスラエルとロスチャイルド
ロスチャイルド家の悪行において、もう一つ、彼らは、イスラエルの建国に貢献した。
Xに投稿されたビデオには、ジェイコブがインタビューで、ロスチャイルド一族が、イスラエルを建国したことを惜しげもなく語っている。
ビデオには、外務省からジョイコブに宛てられた手紙が映っており、バルフォア宣言を喜ばしく思う内容が記載されていた。
パレスチナ問題において、パレスチナ殲滅は、建国時からの悲願であったことが分かる。そして今、それが実践されている。しかし、行っていることは、ナチズムと何も変わらない。彼らは、ハマスを人間の形をした獣と呼んでいるが、それはパレスチナ人全体を指しているのだろう。
相次ぐ訃報
去年の11月末には、ヘンリー・キッシンジャーが100歳で、一昨年には、エヴェリン・ロバート・ド・ロスチャイルドが91歳で死去し、次々と世界の権力者、グローバリスト、またはディープステートと呼ばれる彼らが他界している。
さらに興味深いのは、2021年には、ベンジャミン・ド・ロスチャイルドが心臓麻痺で急死し、大富豪の実業家、ドナルド・トーバーがニューヨークシティのマンションから飛び降り、亡くなっている。
ベンジャミンに関しては、シティ・オブ・ロンドンにおける、ロスチャイルド家の金融屋のトップで、チャールズ国王にも指示を出せる程の地位の持ち主だった。
これら一連の出来事は、悪事を働いた報いとでもいうのだろうか?
死因が明らかにされていないのが不可解だ。
世界的に影響力の強かった支配者層がいなくなることで、緊張が高まった金融市場は、今後、どうなっていくのだろうか?