HERO10年後の城西支部13
久利生と佐原事情聴取をしている
く:きくちさん昨日の夜何してました?
き:何って、普通に家にいましたけど。
く:それを証明できる人いますか?
き:いませんけど。何、何か私疑われてます?
く:そんなつもりはないです。ではもう一つ。この2人知ってますか?(ねもとひかりとおがわみきの写真を見せる)
き:え、はい。同じ高校でした。
さ:それだけですか?
き:?それ以外に何か知ってるんですか?
さ:嘘つくと色々面倒なことになりますよ。
き:やっぱり何か疑ってるの?
く:さはらいいすぎ。すみませんね、こいつよく言いすぎるんで。ではきくちさん、この映像見てください。
この映像とは、ねもととおがわの2人が以前から万引きをしているところを撮った防犯カメラの映像である。そこには毎回、少し距離を置いてきくちも映っていた。つまり、この3人は窃盗犯グループだった。
きくちは動揺しながら見ているが平静を装って、
き:これがどうしたんです?
く:いや、いつもきくちさんも映ってて、すごい偶然だな〜って思って。だって、いつもこの2人が万引きしてる時に限って映るんですよ。
き:そんなのその2人が偶然万引きしてる時にいつもわたしが買い物してただけじゃないですか?
く:いや、でも他の位置からの防犯カメラを見ると、きくちさん、いつも店には入ってるけど何も買わずに出ていくんです。しかも、2人が店から出たすぐ後に、必ず。
きくち明らかに焦っている。
く:きくちさん何か知ってることあるなら話してください。あ、ちなみに今同じ映像を2人にもそれぞれ見てもらってます。あと、窃盗も繰り返すと懲役刑になることありますし、元締めも起訴されることありますからね。
き:、、、私がやりました。
きくちはこれで警察に身柄を拘束されることとなる。ねもととおがわもきくちの関与を認めた後に起訴されることになった。
た:とりあえず終わったな。
ば:ええ、そうね。
く:田村さんと馬場さんありがとうございました。
た:いざという時は俺しかいないからな
ば:またそういうこと言って。
さ:でも、
ば:でもってどうしたの?
さ:これじゃかとうさんが、
麻木と遠藤が部屋から出てくる
あ:久利生さん、かとうゆきこさんはやっぱりかとうさんのお母さんでした。
く:よしっ!これで全部繋がったな。
さ:、、そうですね。
た:なんだ、何がつながったんだ?
く:つまり、
久利生仮説を話す
た:なるほど。
え:てか田村さん、俺たちの金返ってきそうですか?
た:正直返ってこないと考えておくのがいい。
末次それだけ聞こえて部屋から出てくる
す:そんな〜😢
た:とりあえず、久利生たちはかとうさんの取り調べ頼んだ。
他の人たちも仕事に戻れー
各自部屋へ戻る
あ:この一連の事件、かとうさんがきっかけの1人になるってことですよね。
え:そうだね。俺の金が盗まれたのは偶然だけど。
あ:もし、自分の大切な人が犯罪に手を染めてるって知ったら私はどうしたんだろう。
え:あさぎちゃんなら全力で止めてるんじゃない?すごい剣幕で。
あ:遠藤さん、「すごい剣幕」は余計ですよ。
え:ごめんごめん。
あ:遠藤さんは?
え:俺か、俺はがっかりするんじゃないかな、たぶん。あんまり想像できない。
あ:ですよね、。
え:あ、来たみたいだよ、かとうさん。
いよいよ事件も終末に向かうのか!?
(14へ続く)
※私法学無知なので、至らない点たくさんありますがご了承ください🥹