お金と価値ある経験どっちが大事!?
お金に苦労したことがある人は、特にお金に執着しがちになってませんでしょうか?
たとえば、貯金が減っていくのが怖くて、必要ないのにお金を溜め込みすぎてまったく使わないとか。
あるいは、稼いでも稼いでも、足りなくなってワーカホリックな状態になっているなど。
そんなタイプの人はもしかすると、人生の時間を無駄にしているかもしれません。
なぜならば、そのお金や労働する時間は、かけがえなのない価値ある経験を失うことになっているからです。
お金を稼ぐためには、労働が必要です。労働するためには時間が必要です。
そして、時間を失うと自分の自由な時間を失うということです。
自由な時間は海外旅行に行く時間に当てたり、大切な時間とご飯を食べたり、愛する家族と過ごす時間に変えることができます。
つまり、無理に労働してお金を溜め込むという行為は、価値ある経験をする時間を犠牲にしているということになります。
この話をすると、「とは行ってもお金がないと生活していけない」「老後のためにお金が必要」といった意見があるかもしれません。
ですが、私たちの人生はいつ終わるか誰にもわかりません。もしかするといま一生懸命に溜め込んだお金は、生きているうちに使いきれない可能性があるのです。
将来、楽をするために貯めたお金なのに、自分が生きているうちに使いきれないなんて、馬鹿げた話はありません。
お金は自分が生きているうちに使い切るべきなのです。
そして、そのお金は人生の本当に大切な価値ある経験に対して使いましょう。
死ぬ間際、お金は病院のベットに持っていけませんが、思い出は死ぬ瞬間まで一緒です。
ですので、人生でもっとも価値のあるのもは、経験といっても過言ではないでしょう。
極論ですが、豊かな人生を送りたいのなら借金をしてでも価値ある経験を選択したほうが人生は充実します。
つまり、『お金と経験どっちが大事か』と問いは、人生という大きなくくりのなかで、圧倒的に経験をとるべきという結論になります。
あなたは無駄にお金を溜め込んだり、長時間労働をして、大切な時間を浪費していませんか?
時間とお金は価値ある経験を得るために使いましょう。
それが人生を豊かにする最適解です。
参考になりましたら。
※本記事の内容はこちらの著書に書かれていた内容を参考にしています。
名著ですので、よろしければお読みください。