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成功法則は人の数だけある!?

成功法則と聞くと、そのノウハウを取り入れることで自分も成功できると考えている人が多いのではないでしょうか。

実は成功法則を知るだけでは成功することはできません。

その理由は成功者の数だけ成功法則があるからです。

つまり、その人なりのやり方や考え方、正確に沿った道を歩んだ上での成功法則は全ての人には当てはまらないのです。

そのため、世の中に出回っている成功法則のノウハウを次から次へと集めても、一向に結果の出ないノウハウコレクターのような人は溢れてしまうのですね。

そのあたりの理由を具体的に解説します。

同じ道は2つとない

そもそも成功という定義自体が人によって異なります。

たとえば、お金を稼ぐことが成功と捉える人もいれば、自由な時間を手に入れることが成功と捉える人もいるし、あるいは趣味かもしれないし、恋愛の成就かもしれない…

皆それぞれ成功の定義は違います。

お金を稼いだということでも、細分化すると目的に対する達成が異なり、年収1億の人のいれば年収1千万円の人もいるでしょう。借金を全返済することが成功と捉える人もいます。

また、どんな方法で誰と出会って何をして収入を得たのか、その方法も人によって異なります。

目標達成まで同じようなシーンや巡り合わせは他の人に当てはならないケースがほとんどです。

ですので、成功までにたどり着く道は人それぞれで同じ道は2つとない、ということですね。

成功法則はビジネスになる

誰々が〇〇円稼いだ、とか話題になったといった話はすぐに業界に広まります。そして、それを本にしたりコンテンツにしたりといった話が浮上し始めます。

なぜならば、人の成功話はお金になるからです。

つまり、成功法則をまとめてコンテンツにするとビジネスとして成り立つというわけですね。

みんな、自分が成功したり、成功者の話を聞いて成功した気分になりたいので、成功法則を好みます。

また、成功法則のコンテンツにはお決まりがあって、いきなり大成功したという話だとみんなついて来れないので、逆境を乗り越えて、最終的に成功を納めたという話になってます。

これにも理由があって人は同じような環境から這い上がった人に共感するからなんですよね。たとえば、借金を背負っていた、とかいじめられていた、とか事業に失敗した、とかダメダメの会社員だった、などなど。

そこから成功へ向かうストーリーにみんな共感します。

こういった話の組み立ては、映画やドラマにもよく使われますが、こうした心理的な背景も成功法則が売れるからくりです

ミラーニューロンを活用する

ここまで、成功法則の裏側をばらすようなことを述べてきましたが、もちろん良い影響もあります。

それはミラーニューロンが刺激されるいうことです。

人は他人に影響されるという脳の仕組みがあります。

例えばおしゃれな友人と一緒にいると、自分もおしゃれになるなど、趣味趣向が近くなってくる傾向です。

『朱に交れば赤くなる』という諺があるように、人は環境に影響を受けます。

そのため、成功者の法則やノウハウを知ることにより、自分も成功者になったような気持ちになります。

つまり、同じ方法で成功できなくてもマインド的な部分には少なくとも影響があるということですね。

自分の能力を引き上げる、という意味では成功法則を活用するというのはアリだと思います。

自分なりの成功法則を探そう

成功法則とは人の数だけ存在するものです。

仮に目的や目標は他人と被っていても、そこに達するまでの道筋や手段は人の数だけ存在します。

ですので、人の成功法則は参考程度に過ぎず、真の成功法則は自分で探す必要があります。

人が苦手なことが自分は得意だったり、その逆も然り。趣味趣向もみんな違います。

成功とはそもそも定義に過ぎないので、自分自身で決めることが可能です。

成功者になるためには、自分の成功法則を完成させましょう。

参考になりましたら。

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