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【悪用厳禁】ビジネスも恋愛も振られてからが勝負!?

ビジネスシーンでは、商談や交渉がつきもの。ビジネスパーソンは日々、成功させるために尽力していますが、当然うまくいなかいこともあります。

恋愛だって、すべての男女が結ばれるわけではなく、残念ながら告白して振られる場合もあります。

しかし、本当の勝負はそこからなのです。
振られてからが真の勝負です。

「えっ!?どういうこと?」
「断られたら終わりでしょ」

そう思うかもしれませんね。

実は心理学的に、それは間違いなのです。
その理由を解説していきます。

ある神父が寄付を断られてから成功した例

アメリカのある神父が寄付をお願いしに、町の家を訪ねていた時のこと。
神父は飛び込み営業のごとく、一軒一軒家庭を訪問して、「教会に寄付してくれませんか?」とお願いして回ってました。

訪問する家はもちろん初対面の人たちです。その人たちに「教会に寄付してください。必要な金額は10万円です」とお願いしていました。

当然、それを言われた人は「いきなり10万円っていわれても…」と断ります。

普通なら、一度断られるとそこで帰るのが普通です。
しかし、その神父はそうはしませんでした。

なにをしたかというと、

「寄付がむずかしいことはわかりました。では代わりに教会のポスターを家の塀に貼らしてもらってもいいですか?」

一度目のお願いが大きかったこともあるでしょうが、二回目はすんなりと受け入れられるそうです。

その結果、神父の教会は一気に町中に広がり、多くの信者を獲得しました。

…何がいいたいのかというと、人は2回連続で断ることに心理障壁があるのです。

そのため、2回目のお願いは断られずに受け入れられやすいのです。

人は2回断ることに心理的障壁がある

神父の例からも、人は2回連続で断ることに心理障壁を持っています。
ビジネスシーンでも、本命の商品は断られても、少し値段の低いダウンセル商品を提案して成約することはよくあることです。

たとえば、提案を断られてたとしても、「ではメルマガをお送りしてもよろしいでしょうか?」「定期的に飲み会を開いているので、そちらには顔を出してください」と言われると、2回目のお願いは受け入れられやすいのです。

恋愛だって、告白してお付き合いを断られても「じゃあ、友達から」ということで、関係性を構築してから再アタックしてお付き合いに発展した、という話はよくあります。

このとおり、人は2回連続でお願いを断ることに心理的障壁があります。

たとえ、1度お願いを断られてもこの法則を知っておけば、次につながる行動を取ることができるでしょう。

【ユダヤの教え】ドアは閉めるな


ユダヤ人の教えに『ドアは閉めるな』という格言があります。
これは、訪問営業のときなど、ドアを閉められるとそこで終わってしまうので、次につながるように、ドアが開いている余地を残しておけ、ということ。

つまり、ドアが開いている限り、何度でも交渉できるということです。

思えば、私も1度断られた商談が2回目でうまくいったり、2回目のお願いが受け入れられたりということは何回もありました。

恋愛だって、この法則を知っておけば今頃、違ったかもしれません。

ただし、やり過ぎるとストーカーになりかねませんので注意してくださいね。

参考になりましたら。


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