超激短小説122「unnecessary」

重い荷物をよいしょ、と
家の玄関に置く

帰るまでに車から
綺麗なモノを沢山探す
怒りも哀しみも憎しみも
もう、何も感じない
ただ身体にオモイモノが
のし掛かって
家に入るまでに
脱ぎ捨てて行く

紅葉した赤黄緑
空の青とコントラスト
雲のモコモコ
素直に綺麗と感じられる

それで良い
と聞こえる

だよね!

不要なモノは捨てて良い

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