超激短小説99「morning」

空飛ぶ島の朝食と
コーヒーを飲みながら
テレビに映る人々を眺め
こんな風に何かを描ける人が
沢山いて欲しい、と願う

近くの学生達の笑い声も聞こえる
ピュイピュイっと
直ぐ近くに鳥の声
声に集中する為にテレビを消す

トランペットの音が聴こえてきそう
未来がこの空気の延長線で
あって欲しい

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