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サービスvisionに血が通い始めた話


こんにちは、RD LINKマネージャーの大島です。
今年もあっという間に半分近くが過ぎ去ろうとしており、本当に月日が経つのが早いなと感じています。特にこのコロナ禍になってからは一段と早くなっている気がしており、1日1日大事に過ごさないといけないと痛感しています。

RD LINKのローンチから1年が経ち、サービスvisionについて改めてこの機会に書いていきたいと思います。

この1年間、サービスを展開していく中でお客様とたくさんの接点をもつことができました。商談については約700件を実施し、案件は260件、登録エキスパートは156名になりました。

昨年末にこちらのnoteを書きましたが、そこからどちらも2倍ほどになりありがたい限りです。

ちなみに、RD LINKの最初のnoteはこちらでしたね。

成約案件も徐々にですが増えています。サービスがゼロの状態から少しずつですが成長していく段階で、サービスvisionも変化しています。

まさにRD LINKというサービス自体も、サービスvisionも血が通い始めている段階です。

そもそもvisionってなんぞや?というところからですが、よく企業ではmission・vision・valueを定めていることが多いと思います。MVVとよく言いますが、順番や数も企業により様々ですね。

また企業や事業の立ち上げ期にはまだ必要ないのではという意見も多くあり、成長していく段階で作り上げ、練り直しの繰り返しが行われているのが実情だと思います。サービスのvisionもまさにそうだと考えています。

visionすなわち「ありたい姿」であり「中長期的に目指す状態」はサービスの状況や、市場や顧客との対話を繰り返す中で変化していって良いものだと思います。PMF(Product market fit)後に再度作り直すことが一番的確なサービスvisionが作れるのでしょうね。

サービス開始当初の2020年3月には「研究開発のチャレンジをもっと手軽に。」というワードをメインに発信していました。

研究開発の課題としてスピードの遅さや、新しい発想や考えの乏しさを嘆く企業が多かったため、「もっと気軽に新しい研究や開発にチャレンジしてもらおう」という気持ちで作ったワードで、サービスvisionではなくメッセージという段階でした。

しかし商談を進める中で、もちろんスピードも上げなくてはいけませんが「手軽に気軽にやって成果が出るものでもない」という企業やエキスパートの意見や考えがヒシヒシ伝わってきました。スピードをもって様々なチャレンジをすることは「手軽」とはちょっと意味合いが違うのだと気づかされました。

また「手軽に」依頼できる仕事は難易度としても高くない印象で、書類作成や実験業務などの実務面での人材不足を補う人材派遣事業との差別化を訴求できないこともあり、少しずつですが違和感が発生していました。

この違和感は新規事業立上げでは非常に重要と考えており、商談を繰り返し成功体験・失敗体験を獲得することにより、より顧客が望むものに近づいていっている証拠だと思います。

そんなこんなで、現在のサービスvisionは 

「日本のR&Dを進化させたい」 

です。

課題を抱えている企業に対して、その課題を解決できるエキスパートをこれまでのサービスよりも迅速にご紹介する。それにより企業に大きな発展や変化を生み出すことができることを実感し、自信を持てるようになってきました。

旧来の雇用形態ではないサービスを提供することで、より研究や開発(すなわちR&D)が進化する、そんな世界が作れると確信し始めています。私たちの存在意義、サービスとしての存在意義を再設定したイメージですね。

ただこのサービスvisionもまたまた変わっていくと思います。

単に「専門家を企業に送り込む」ということではなく、このサービスによってどんな状態を中長期的に目指したいのか、を常に自問自答し議論していきたいと思います。

お客様の声をもとに、自分たちのサービスや会社を再定義することを恐れずに、サービス拡大を実現していきます。

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