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川の流れのように自分史を作る

引っ越しというと、この前、
多分人生で2~3回目の引っ越し?、

小学校2年生の時まで住んでいた、
真菅というところがふと気になったので、
自転車でサイクリングがてら、
走りに行ってみた。

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真菅小学校。懐かしい。

記憶はほとんどないけど、
断片的な場面や感覚、感触がある。

思わず校歌を口ずさんでしまう。
わずか2年間だけなのに、
なんとなく歌えてしまう記憶の不思議さ。

思ったより狭いグランド。
当時はものすごく広く見えた。

帰り道、
ハーモニカを練習しながら、
歩いて帰った道。

当時の自宅までの通学路をたどると、
あっけないほど近くに元自宅があった。

記憶では、学校まですごい遠くて、
もっと長い道のりを歩いたと思ってた。
これまたびっくり。

当時の家は、何回か、所有者が変わり、
何回か建て替えもされて、全く変わっているが、
当時の記憶が蘇る。

ささやかで静かで平和な住宅街で、
ガレージを趣味でDIYしたり、
庭でのどかにバーベキューしている家族も見える。

駄菓子屋さんのあったお店。

一番の遊び場だった、ドブ川の溝。

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ここで、うなぎ?
がたくさん捕れた、
謎の記憶。。。

そして、最後にこの家を出る日、
軽トラに山積みにされた荷物の隙間に、
荷物と一緒に乗っかって、隣町まで引っ越した。

その時、遊びの中に感じた僅かな疼きが、
まだわずかに残っているのを感じる。
馴染んだ愛着のある人や町を引き離された感覚だと、
今ではわかる。

。。

神田橋先生の「養生のコツ」に、
美空ひばりさん「川の流れのように」
「自分史を作る」という章があるのを、
思い出しました。

いまの自分が昔にもいたし、
昔の自分の一部が今も失われずにここにいる、
歴史を貫く自分がハッキリすると、
自分らしい決断や選択がしやすくなる、
つまり「自分がある」わけです。

自分がハッキリする感覚、
わかる気がする。
連続性があるって感じがしてきて、
自分が年輪のぎっしり詰まった大木に思えてくる。

自分史めぐり、
やってみては?

新たな発見があったり、
癒やされるかも。

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