見出し画像

行き詰まっている時の自分さんへのメッセージ

行き詰まっている自分さん(あなた=わたし)へ
向けてのメッセージ。

行き詰まっているという時は、
行こう行こうとし過ぎている時だ。

だって、「行き詰まり」と、
「行き止まり」は違うでしょ?

行き止まりは、ただ、
そうかと、引き返せばいい。

行き詰まりは、力が入り過ぎて、
身動きが取れない。

行き詰まりを、ぎゅーっと握りしめて、
その手を放すことを忘れている。

頭の中が、前のめりになって、
大き過ぎる、やることリストで、
いっぱいになっている。

考えばかりが、ブヨブヨと、
たくさん、通路が詰まってしまっている。

そんなものがいっぱいで
塞がって視界も狭くて、
向こうが見えない。

これでは前に進めない。

少し立ち止まって、
息が詰まっていないか、
点検してみるところから、
始めよう。

息は止まってないか、
目線は固まってないか、
肩が強張っていないか、

セミの声は、聴こえているか、
暑すぎないか、
喉は乾いてないか。

いま、どこにいるのか、
どの国の、何県何市の、
どの部屋にいるのか。

ほんの少し、数分でいいので、
そんな立ち止まる時間を、
自分に確保してあげよう。

・・

我に返ってみれば、
人のこと、課題のことばかりで、
自分のこと、全然忘れてたなー、
と、ふっと、気がつく。

自分がどんなことを感じているか、
いや特に何も感じていないのか、
どちらにしても、
やっとスタートラインに立った気がする。

そこから、始める、
というか、自然に始まる。
固まっていた動きが戻る。

自然に息をしているし、
自然に首を回しているし、
自然に目と耳を使いだしている。

いま、自分ができるのは、
目の前の、もっと、もっと、
小さな小さなことだった。

はるか彼方の山頂を見て、
目の前の段差一つ、
見ていなかったことに驚く。

もともと、今できることは、
階段を一つ上がることしか、
できることないのにね。

あ、そうか、
いつも、いつでも、
今するべきことは、

自分のペースで、
段差を一つ登るだけで、
よかったんだー。

なんだ、
カンタン。

なんで、そんなに先のページを
開こうとしていたんだろう。

そこに座って、
水筒のお茶を飲もう。

そんな立ち止まる時間が、
長ければ長いほど、

不思議なことに、
もっと、どんどん、
カンタンカンタンって、
なって、息詰まりがとけていく。

あー、息が吸えるって、
いいなぁ \(^o^)/










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?