鍛練会ってどんなイメージですか?
「鍛練会やりましょうよ」
そう俳句の先輩にメールしたら、「人によってそのイメージいろいろだし、まず話してみよう」という返信をいただきました。
まあ、今度の句会の後で呑みましょう、というくらいの意味なので、挨拶みたいなものですけどね。
確かに「鍛錬会」って自分でも何をどうしようか考えているわけでなく、ちょっとハードな句会をしてみたいくらいのことでした。
たとえば何かの本で読んだ記憶のある、著名俳人の鍛錬会のイメージでは、少人数で炬燵に入って一晩中、というような感じです。
他の人は違うのかなぁ。
俳句がもっとうまくなりたい、というか、俳句にもっと浸りたい、というような思いから言い出したので、他の人にはまた違う思いがあるでしょうね。
考えているのは、次のようなこと。
○月1回の開催とする。
○少人数の句会とする。
○持ちより句会とする。
○合評に時間をかける。
○句に対しては遠慮なく意見を言う。
○他者の意見を直接否定する発言はしない。
○基本的に有季定型、文語、歴史的仮名遣いだが、表現上の必然なら例外を可とする。
○句会報などは出さない。
これが基本的なスタンスですが、次の点は懸念点。
●主宰を置くかどうか。世話人くらいの位置づけが望ましいが、指導者がいると安心ではある。その場合は謝礼も必要になる。
●会場、時間帯によっては、個人的に吟行できる設定とするかどうか。
●メンバーをオープンとするか、クローズドとするか。定員制で事実上のクローズドとする方法もあるが、結社の他の人たちの目もあるので、分派活動と思われないようにしないと。まあ、あまりにハードな句会なら自然と少なくはなるが。
●結社の外からも参加してもらうかどうか。いわゆる超結社とするか。
こう考えてみると、結構難しい問題がありますね。まだ先輩たちと呑む機会がありませんが、果たしてどんな展開になるでしょうか。
読者の皆さんは、どんな鍛錬会なさってますか?
RC