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センシュケン ~高校サッカー編 #27~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

高校サッカー編 第27回です。

息子チームも遂に選手権予選が開幕。
保護者のみ観戦可能ということで、現地に応援に行って参りました。


長年の高校サッカーファンの方には当たり前のことなのかもしれませんが、今回初めて、選手権予選を「当事者」として体験しましたが、色々なことが想像していた以上でした。いやもう、サッカー観戦・応援というよりか、試合前からもうちょっとした「祭り」でした(^_^;。何なら、近所の町内会の小規模なお祭りよりも遥かに「お祭り感」あり。


■観戦者

想像以上の人数でした(^_^;

観戦可能者は、当該チームのサッカー部員全員+保護者のみ。一般の方の観戦は不可。息子チームも相手チームも、所謂「サッカー強豪校」ではなく、サッカー部員も到底3桁には届かない規模のチーム同士ですので、この条件下で一体どれくらいの方が観戦に訪れるのだろうかと思っていたのですが…いやいや、沢山来ていました。

ベンチとは逆側のタッチライン際を埋め尽く人。普段の県内リーグ戦とは比べ物にならない人数です。(普段のリーグ戦も、皆さんもうちょっと応援に来ましょうよ?(笑))

しかも、保護者の8割方は、チームの応援グッズを身にまとって来場。チームカラーのタオルマフラー、応援Tシャツ、応援パーカーなどなど。同会場で1つ前に試合をしていたチームは、何と高校名が入った数十の「のぼり」まで。ここは合戦会場か(笑)

これ、声出し応援不可、一般の方は観戦不可という条件下でこの雰囲気ですからね。コロナ前の声出し応援可、一般の方も観戦可能だった時ってどんな雰囲気だったのでしょうか?想像するだけでちょっと恐怖すら感じてしまいました。こんなん、普段と同様に冷静にサッカーやれって言われたってできないですよ。だからこそ毎年、少なくない数の「波乱」が起きるんでしょうね。納得。

私も、事前に購入したチームカラーの応援Tシャツを身にまとって応援。精一杯お祭りを楽しんできました。

■会場の雰囲気

周りの雰囲気がそうさせるのか、選手本人たちの緊張感が伝播してくるからなのかは分かりませんが、やはり会場全体に張り詰める空気感・緊張感は、普段のリーグ戦とは全くの別物でした。

負けたら終わりのトーナメント戦というのもあるのでしょうが、高校3年間の集大成の大会、選手によっては負けたらこの試合が最後の公式戦&引退という選手もいるはず。

ただの1試合ではなく、色々な「想い」が詰まった試合。

絶対勝ってくれよ~という気持ちで家を出ましたが、現地であの空気感を肌で感じてしまうと、自然と「全高校サッカー選手たちよ、悔いなくやり切ってくれ~」という想いにも。若いって素晴らしいな~。

■コーチ陣

勢揃いでした。

息子チームは普段、A、B、U16と3カテゴリに分かれて練習・試合を行っていて、それぞれにメインコーチが1人ずつ。加えて、OBコーチ等が1~2人ほどスケジュールが合えばサポートするという指導陣体制。

県内リーグ戦の時はメインコーチ+1~2名というベンチ陣営でしたが、この日は全コーチがベンチ入り!全コーチがお揃いのチームシャツを着て、指導陣もスペシャル体制。普段の公式戦ではベンチ入りすることのない臨時トレーナーまでベンチ入りし、怪我等の不測の事態にも備えてくれていました。

さすが選手権。凄い…。



■肝心の試合は

見事に初戦突破!

我が息子もスタメンフル出場。会場の雰囲気に呑まれることなく、終始落ちついてプレーしていたように見えました。良かった…。恐らく、試合に出ている息子本人よりも、見ているこっちの方が緊張しますわ、これは。

数年前の息子だったら、浮足立ち、顔も引き攣り、緊張して何もできないで終わってしまった…となりそうな、そんな緊迫感のある会場の雰囲気でしたが、高校生になりメンタル面もだいぶ成長してきましたかね。サッカーを通して、こうして少しずつでも成長した我が子の姿を見られることは本当に幸せな時間です。


初戦を突破できたことで、この緊張感MAXの試合をもう1試合経験できることに。息子も私も、この1つ1つの経験こそが財産。次の相手も強そうですが、このメンバーで1試合でも多く試合をするためにも、自分の出来ることを精一杯やり切って欲しいと願うばかりです。


この試合。
キックオフ直後から、な〜んかいつもと違って長いボールを相手DFラインの裏に蹴ることが多い息子チーム。いつもはもっと繋ぐサッカーやってるのに、やっぱり緊張しているのかな〜なんて思って見ていました。隣で観戦していたパパさんからも「いつもと全然違うサッカーやってますね、どうしちゃったんでしょ?!」とのコメント。

帰宅後に息子に聞いてみてところ、事前のスカウティングで、相手DF陣はDFライン裏へのロングボールの処理が得意ではないことが分かっていたので、前半は敢えて長いボールを裏に蹴る作戦だったとのこと。

へぇ〜(へぇ〜ボタン連打)

今はどの高校も、事前に対戦相手の試合に偵察部隊を送り込み、試合映像を録画して持ち帰りスカウティングを行っていますが、スカウティングに基いたそんな作戦があったなんて(感心)。確かに、この作戦が功を奏して先制点にも繋がりましたし。凄〜い。


まだまだ書き足りないことが沢山ある程の「お祭り」でしたが、次戦にあっさり敗退してあんまり書くことないんだけど、なんてこともあり得ますので、続きはまた次回書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。


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