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大学サッカーとVeoに感動した話 ~高校サッカー編 #112~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

高校サッカー編 第112回です。

高3CB息子。
最後の選手権予選終了後、暫くの期間サッカーは休み。

高校卒業に向けた課題提出やらテスト勉強やらを経て、残りのリーグ戦に向けてようやく再始動。


リーグ戦再開前最後の練習試合の相手は近隣大学生チーム。

監督さんの繋がりで、過去に何度か練習参加させていただいたり、練習試合を組んでいただいた大学です。

↓高2の春に大学の練習に参加させていただいた話

↓高2の秋に練習試合をさせてもらった話(息子は怪我で出場せず)

大学サッカーの雰囲気

大学生にとっては、たかだが高校生相手。しかも、強豪校でもなんでもなく県内中堅チーム。

練習試合ということで、公式戦とは違った軽い雰囲気で臨んでくるのかなと思いきや、公式戦さながらの、圧倒的な厳しい世界で闘うものたちの立ち振る舞い。

圧倒的。

本当に圧倒的。

すごい。

感動しました…


中堅高校なんて相手にもならないから軽く往なしてやっつけてやるか、なんて軽い雰囲気は微塵もない。

全員が1プレーもムダにしない。
1つでも多く良いプレーをして監督コーチにアピールし、絶対に這い上がってやるという強い気持ちが伝わってくるゲーム。


本当に凄かったです。


どうやら、大学生側もちょうど4年生が引退したばかりの時期で新チーム始動直後。事前に息子からは、相手は新チーム始動後の大学3~1年生の中のBチームと聞かされていました。

3本試合をさせてもらったのですが、Bチームといっても30人くらい連れてきていて、3本ともほぼすべての選手が入れ替わり。

なので1人あたりの出場時間は1本程度。この中ですべての選手が自分のプレーをアピールして、少しでも序列を上げてやるぞという気持ちが強く表れたゲーム。


ずっと下でボールが回りますし、パススピードが高校サッカーとは全然違う。

このような試合は観ている方も本当に面白い。ゲーム自体が引き締まりますね。


案の定といっては何ですが、息子チームはずっと相手にボールを持たれて、相手の良いようにボールを動かされて走らされるばかり。

高3CB息子。
3本目の計80分プレーし続けたあたりで、人生で初めて足攣って交代してました。


息子「足攣るってこういう感覚なのか〜って感じ。めちゃくちゃ痛かったし、初めてだったからどうしたらいいか分からなかったわ〜(苦笑)」


これが大学サッカーの基準。
Aチームはこれよりももっとレベルが高いってことなので凄い世界です。

帰宅後。
相手チームのCBの選手デカかったな〜、ということで、背番号を元に大学サッカー部のオフィシャルサイトでその選手の経歴を確認してみたら、Jユース出身で身長186cm。


え?
まじですか?

その経歴とその体格でBチームって…

高3CB息子チームの基準からするとバグでしかない…AチームのCBってどんだけ凄いだんよ…


高3CB息子。
大学サッカーという、この厳しい世界に飛び込むつもりらしい。(まだ行く大学全く決まっていないけど)


ガンバレ!
(このnote、「高校サッカー編」が終わってしまった後も「大学サッカー編」として続けられたらオヤジとしては嬉しいな~)


良い経験をさせてもらいました(^_^;



Veo

この試合。
大学生チーム側がVeoで試合を撮影していまして、試合後に息子チームにもその映像を提供してくれたのです。

Veoって、あれです。
長いポールの上に四角い緑の箱らしきものが乗っかっていて、自動でボールを追っかけて試合を自動撮影してくれるってやつ。最近は高校サッカーの世界でも、強豪校を中心に多くのチームが導入していますね。

高3CB息子チームは、当然ながらVeoなんて導入しているはずもなく、県内リーグ戦や選手権予選の時に相手チーム(もしくは偵察に来ている他チーム)のあの緑の撮影機材を見ては「うらやましいな~」なんて思っていました。


なんと今回、大学生チームの方のご厚意で試合映像を提供いただき、息子チームの全選手も自由に閲覧できるようにしてくれたとのこと。


私も興味があったので、息子にその映像を見せてもらいました。


これがまた本当にすごかったです…

感動もの。


最先端技術?
AI?

よく分かりませんが、すごい世の中になったものです。

・映像がキレイ(高解像度)

・ボールの動きを確りと追いかけ、ボールを見失うことなし。

・カメラの位置から距離が遠い位置にボールがある時は適度にズームイン(朝の情報番組じゃないよ)。手前にボールが来た時はズームアウト。このさじ加減が、寄り過ぎず引き過ぎずの絶妙な精度。ズームイン、ズームアウトし始めるタイミングも本当に絶妙。

・左から右にロングボールが蹴られそうなシーン。ロングボールが蹴られることを予測していたかのように、ボールが蹴られる前に既に映像は左から右にスライドし始めている。(人間がカメラを担いで撮影する時のように、レンズを左から右に動かしている訳ではなく、緑の箱には左右2つのカメラが付いているので、上手く画像処理しているだけだと思われる)

・シュートシーンが(おそらく)自動でマーキングされていて、シュートシーンだけ見たい時はマーカーをポチポチクリックすればハイライト的にそこだけ観ることも可能。「shot on goal」という英語表記カッコ良すぎ。

俺の知らない間に、既に近未来到来してました。

もう、45歳オジサンが、グランド脇で10年以上前のハンディカムを担いで、一生懸命ビデオ撮影したところで、Veoくんには勝てません。

私も、息子が小1の時からずっと試合を撮り続けてきて、それなりに撮影の腕には自信ありましたけど、もう時代は俺を求めていない(笑)


どこの大学もVeo導入しているんですかね?
BチームとかCチームの試合も、練習試合を含めて毎回撮影して選手に共有してくれるんですかね?

大学でサッカー続けるなら、Veoを導入している大学に行ってほしいな~(すまん、オヤジの自分勝手な願いです)

でも。
大学サッカーでも俺は可能な限りビデオ撮影続けるよ。10年以上前のハンディカムで。Veoのバックアップでもよいからさ(^_^;


読んでいただきありがとうございました。


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