コワクラ通信㊿+26 猫好きのマタタビ的な
高橋由太 という作家にはまり中。
自分が猫だとすると、もう、マタタビの匂い的に。
彼の作品には、必ず、猫。そして、もののけが登場する。
主人公はいつも、頼りのない男で、それを陰ひなたで
守るのが、様々な猫と妖怪となる。
猫が言葉をしゃべり、主人公の危機を救う。
主人公(オサキモチ)の懐にいる、オサキという
妖怪と彼が織りなすオサキシリーズをはじめとして
種々、魑魅魍魎が跋扈する作品の数々。
全作読み倒そうかな?
『大江戸もののけ横丁顛末記 まねきねこ おろろん』
では、不思議の国のアリスより、日本的でいいな、と
思わせられるシーンにも出会う。
写真は、『唐傘小風の幽霊事件帖』