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夙川のほとりにて-いい話に

ゆきつけの 夙川のティファニー こと Bleu Bruggeさんで出会えた。

日本の有名な大手販売会社が、わが社でおたくのこの商品を扱いたい。

契約すればかなりな数を販売する力がある相手なのに、敢えて、お断り

をしたというのだ。

 その商品の名は、客家檑茶。22種類の豆や雑穀を「食べる」お茶。

で、吹けば飛ぶような小さな大阪の会社さんが、それを求めて、

台湾に飛んだ。ものの見事に、やはり断られた。

なのに、あきらめきれずに、再び渡台し、遂に、扱わせてもらえるように

なる。今日、その本人さんにもお目にかかれた。

 このお茶への思い入れが熱波のように、僕の顔を熱くした。

大阪の奥地から、車を飛ばして納品に来た。催事に時間をさけないくらい

注文の発送に追われている、という。

 かえりがけに、焙煎珈琲を200g買って帰った。これをなりわいに

されているお店で、ちゃんと、このように買う、という方を見た。

私は、今は亡き母が同じように、化粧品の訪問販売をしてて、必ず

お商売屋さんの所では、そこの商品を必ず、買ってくるのを見て

それが、一番の、言葉にならないそのお店へのメッセージである

ということをしっかり学んだ。なので、この社長さんのささやかな

この行為をまのあたりにして、とても嬉しくなったのでありました。

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