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1人の頭の使い方の話

 実はそこまで地頭がいいわけじゃない。それに勉強だってそんなに好きじゃない。

 でも厄介なことに「頭のいい人」のふりは上手い。ある程度ニュースとかネットとかで知識つけておけば普通に頭よく思われるから。

 んで私より少し頭がいい人たちは、私ぐらいの頭のよさを求める。「バカじゃないけど自分よりは下」ぐらいの話し相手って気持ちいいんだろうね。

 そういう人たちの話を聞いていくと、少しずつ知識や考え方が身に付く。

 そうしていくと本当に頭がよくなっていく。不思議と嘘や見栄は少しずつ本物になっていく。

 記憶力だけは良くてよかった。私はこうして少しずつ自分を育てていく。

 馬鹿な私でも出来ることだから。

 以上、らずちょこでした。

 ※この物語はフィクションです。

 ここまで読んでくださった皆様に感謝を。

 ではまた次回。

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