5月16日(月)僕は小説が好きだ⑥の話〜米澤穂信さん〜【らいざダイアリー#94】
みなさん、おはようございます。(こんにちは。)(こんばんは。)
昨夜は、なんだか足の裏を中心に身体が熱くて、寝付けなかったのです。
そんな時がたまにあるんですが、そうすると睡眠時間が短くなるわけですから翌日が辛い。。。
ただ、めちゃくちゃシンプルな方法で解決ができることが昨夜わかりました!
そうです!
流水で足の裏を冷やす!!
これで、昨日はすぐに寝付けたので、少し実験してみようと思います。
どんな実験かと言うと、寝付けなかった時にだけやるんじゃなくて先手を打っちゃう作戦です。
そう!今夜はベッドに入る前に実践!!
どうだろうな?すぐに寝付けるかな?って感じで少しワクワクしてます笑
さて、今日は久しぶりに小説のことを記事に書きたいと思います。
↑こちらに小説が好きだシリーズも含めて読書のマガジンあります。(マガジンタイトルは、らいざ読書)
今日紹介するのは、前回の小説が好きだ⑤の記事でも紹介した米澤穂信さんです。
この一ヶ月くらいの間は、ほとんどこの人の小説ばかりを読んでいます。
もともとは、メモ魔塾のおかまりさんから教えてもらった作家さんなのですが、見事に沼に浸かりましたね笑
紹介されてから一気に10冊くらい読んでます。元々、ハマったら同じ作家さんの作品をとことん読みまくるタイプなのです。
この記事を読んだ人が、米澤穂信さんの作品を読んでみようかなーって思える記事を書くのが目標!!(みんな!読んで!)
では、らいざが語る米澤穂信さんの作品の魅力三選はこちらです!!
①ヘビーからライトまで濃さを作品で選べる!
②シリーズものは沼!
③短編・長編なんでも来なさい!
では、一つ目からいきましょう!
まずは、
ヘビーからライトまで濃さを作品で選べる!
です。
この米澤さんなのですが、作品によってミステリーの濃さを選ぶことができます。
ゾッとするヘビーなミステリーの話ならば、『儚い羊たちの祝宴』や『満願』がおすすめです。謎が解けた時に背筋にゾッとくる感覚とモヤモヤ感がたまりません。
『満願』は、いくつか賞もとってるような作品ですが、とにかく背筋に寒気が欲しい方は、『儚い羊たちの祝宴』をおすすめします!
そして、それより少しライトな学園もののミステリーならば、『古典部シリーズ』です!
省エネをモットーにする高校生活を送りたい主人公の折木奉太郎が千反田えるに巻き込まれてさまざまな事件の謎を解いていく学園ミステリーです。
こちらはさっき紹介した2作品よりは、謎が解けた後には、スッキリな終わり方をしていますし、学園モノなので学園祭やマラソン大会など出てくる設定は共感できる場面もたくさんあります。
(ただし、6作目の『いまさら翼といわれても』に、関してはマジで続きが読みたくなる終わり方です笑)
さらにライトなミステリーを求めてる方には、こちらの『小市民シリーズ』
こちらも学園モノですが、古典部シリーズよりもさらにライトな感じで、クスッと笑ってしまうようなストーリー展開です。
(小山内さんのお菓子への貪欲さヤバいw)
まだ2作品目までしか読めてませんが、こちらも楽しみです。
ちなみに冬季限定がつくタイトルの作品はでないのかな笑
では、次にいきますね。
二つ目は、
シリーズものは沼。
です。
今回、一つ目のところでも紹介してますが、『古典部シリーズ』・『小市民シリーズ』は沼です。
シリーズもののよさって、やっぱり予備知識があるから、スッと作品に入っていけるんです。
しかも、同じ設定の作品の中の共通言語(キーワードや名セリフ)に何度も触れることで、作品の世界観や、それぞれのキャラクター独自のもつ魅力に没入してしまうんですよね。
例えば、古典部シリーズならば、
ホータローの
『やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは手短に』
千反田の
『わたし、気になります!』
福部里志の
『データベースは、結論を出さないんだ』
これらのセリフが作中に出てくると、なんかニヤけてしまう自分がいます笑
あとは、このキャラクターだったら、こんなこと言いそうだなーとか、こんな行動を起こしそうとかの予想も立てながら、ついつい読んでしまいます。
さらに、学園シリーズものならではの進級したり、キャラクター同士の関係性の変化などがまた楽しめます。
それはそうと、古典部シリーズは、
ホータローと千反田えるの恋模様が気になるゾ!!
↑はい、完全におっさんですw
さて、『小市民シリーズ』は読み始めたばかりですが、主人公の小鳩くんと、ヒロインの小山内さんのキャラというか、性格も分かってきたので、ここからが楽しみです!
最後の三つ目です。
短編・長編なんでも来なさい!
です。
この米澤さんですが、いい具合に短編と長編の作品があるんですね。しかもシリーズものにもそれを取り入れています。
だから、長い作品はちょっと、、、と思ってる方でも楽しめるんです。もちろん長編が好きな人は言わずもながなです。
例えば、古典部シリーズでも、2作目の『愚者のエンドロール』は長編ですが、4作目の『遠回りする雛』は短編集なんです。
だから、一作目の『氷菓』を読んじゃえば、とりあえずどの作品も楽しめます。ま、順番通りに読むのがセオリーだとは思いますが。
ちなみに3作目の『クドリャフカの順番』と5作目の『二人の距離の概算』は長編で、6作目の『いまさら、翼といわれても』は短編です。
他にも長編ならば、『さよなら妖精』は、また違った学園モノで、今は解体されたユーゴスラビアなどの文化や考え方についても触れられつつ、さまざまな葛藤ややり切れなさで、読み終えた後に放心状態になるので、一度読んでみてほしい作品です。(自分はなった)
また、短編集でいうと『本と鍵の季節』も短編ミステリーながら、図書委員会の二人を中心にした話で、それぞれが繋がっているからサクサクと読み進めていけます。
というわけで、米澤穂信さんの魅力三選について書いてきましたが、自分もまだまだ他にも読みたい米澤作品があります。
『さよなら妖精』に出てきた太刀洗万智を主人公とする『ベルーフシリーズ』の2作品。
そして、一月に出た直木賞を受賞してる
『黒牢城』
まだまだあって紹介しきれませんし、これを全部読んでいたら時間がいくらあっても足りません笑
でも、それくらい米澤作品は面白いので、みなさん是非とも読んでみてください!
きっと沼るから!笑
というわけで、今日の記事はここまで!
読んでいただき、ありがとうございました。
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