7月28日(木)職場への赤ちゃん連れツイートから起きた論争#168
みなさん、おはようございます。(こんにちは。)(こんばんは。)
今日は、ある物事を対立する両方の立場から想像力を働かせて眺めて考えてみた話を書きます
上の文章だと抽象的すぎて分かりづらいですね笑
もう少し解像度を高めると、それをやろうと思った理由としては、最近Twitterで見たあるツイートに対して同調したり、反発したりするリプライが印象に残ったからです。
そのツイート内容がこちらです。
(※一部表現を変えています)
育休に入った人は、なぜ赤ちゃんを連れて職場連れてくるのだろう?とりあえずその赤ちゃんに対して可愛いって言わないといけない空気が好きではない。
学校現場によくある場面に対するツイートです。早い話が、『迷惑だから職場に赤ちゃんを連れてこないでほしい』という内容ですね。
(めちゃくちゃ切り取ってますが)
このツイートに対しての賛否がリプライや引用リツイートで巻き起こっていました。
はじめに断っておきますが、どちらが正しいとか間違ってるとかを自分は言いたいわけではなくて、これに対して分断が起きており、なぜその分断が起きるかを想像力を高めて考えてみたという記事です。
ちなみに想像力と書きましたし、そこにあるのは切り取られた情報であるので、それが真実とは言えないことも補足しておきます。
さて、このツイートには続きがあって、
事務手続きで職場に来るのわかります。ただし、事務室だけでよいものもをわざわざ職員室に乗り込む意味が分かりません。他の人は仕事中なのです。気分転換なら子育てサークルでも行けばよいのでは?そこに気遣いできるかどうかですね。
事務手続きとして、職場に赤ちゃんを連れてくるのは仕方ない。しかし、そこで働いてる人に対しての気遣いがないのでないか、気分転換ならば子育てサークルに行けばよいと書いてありますね。
ま、結局は最初の主張とは大きく変わっていません。
これらのツイート対して、寄せられたリプライや引用リツイートでは、
賛成側として、「見せびらかしに来てほしくない」「こっちは仕事で忙しいんだ」「私だったら連れていかないです」のような意見があり、
反対側としては、多くの場合で「預け場所がないんでしょ?」、「心狭くない?」、「余裕がないと、こんな思考になるのね」というような意見がありました。
(中立的な意見もありましたが、割愛します)
はい、ここからは自分の想像したところですが
賛成側が赤ちゃんを連れてくることに目くじらを立てている背景には、反対側の主張にもありましたが、やはり『余裕のなさ』が大きくあるのではないでしょうか。
誰かが、抱っこや可愛いと言うことを全員に強要をしてるならば話は別ですが、自ら距離は取れないわけではありません。
(そもそも職員室に来るなというのは一旦置いといて)
つまり、これらは回避できると自分は思っています。
それを同調圧力として受け取ってしまっているならば、過去の原体験に理由があるのか、業務に追われているのかは分かりませんが、その人自身に余裕がないと言えるのではないでしょうか。
蛇足ですが
・シンプルに、忙しいのに時間を奪うな
・自分には子ども(パートナー)がいないのに見せびらかされてる
・そもそもアイツ嫌いなんだよね
みたいなこともあるかもしれません。
※あくまで想像です。
逆に、ここに反対する側には、これを経験してる人やこれからそうなる可能性が高い人がリプライをしてるように見えたのと、『余裕がないからと言って当たるのはお門違いだ』というような価値観が想像できました。
優劣とかを論じるつもりはないのですが、こちら側の方の意見の方がある意味で余裕があるのかもしれません。
いや、そうとは言いきれないか。
言っている人の立場から、自分の過去の行動やこれからの行動を正当化するためとも取れますね。
ちなみに事務手続きは確実にありますし、赤ちゃんの預け先が中々ないのは、この行為の正当性を示す大きな事実になります。
一方で、赤ちゃんを見てもらいたいと思う人がいることも否定できません。
(これが悪いというつもりはありません)
さて、はじめにも書きましたが、どちらが正しいとかを論ずるつもりはありません。
やはり何事もゼロヒャクではないし、グラデーションであり、ケースバイケースなのです。
ただ分かったのは、この問題は普段からの人間関係も因子として大きく影響することと、お互いの正義を盾に叩き合うと歩み寄りが無くなるということです。
結果的に大きな分断が生まれています。
最近読んだ本に、自由と平等は食い合わせが悪いということが書いてありました。
つまり自由を求めると平等性は担保できないし、平等を求めると自由度はなくなるということです。
今回のことにも繋がっている感じがします。
また自由には責任が伴いますし、その責任が自己責任論を助長することもあり、寛容性を低下させてしまうのかなと。
さて、ここまで来て今日の問題に対して、自分はどう考えて、どう行動するか?
結局は、
想像力と寛容力が大切だなと思います。
自分にも娘が産まれたからこそ、職場に連れて行く時には配慮が必要ですし、誰かが子どもを連れて来た時には、いくら自分が忙しくとも、相手にはこの選択しかなかったのではないか?と寛容になれたらと思います。
というわけで、今日の記事はここまで!
お読みいただき、ありがとうございます💪
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