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エデュシークvol.4についての話 vol.1〜とっくん〜
Twitterと自分についての話を①〜③まで書いていたんですけど、今日はせっかくなので昨日参加したエデュシークについて書きたいと思います。
自分自身、この会がリリースされた時点で迷うことなく参加を決めました。
理由はシンプル!
なぜなら会のテーマとか関係なく登壇者に会いたいから。
不純な動機ですね笑
いや、三人とも何度も会ってますし、お話も聞いたことあるのですけど、それでも会いたいと思っちゃったんですよね。
なんかリスペクトする存在であり、仲間であり、ファンでもあるみたいな。
あれ?
これって恋???笑
とにかく、彼らが創ったスライド、彼らの口から紡ぎ出される言葉、それらによって断片的にでも感じられる思考の断片。
それに触れたかったんだと思います。
もちろん、見たり聞いたりしただけで、すぐに自分の何かが変わるわけではありません。
でも、そこから新たな視点を持つことで、自分への問いが生まれたり、迷っている自分の背中が押されたりなど、行動へちゃんと繋げよう!というモチベーションが生まれてきます。
それは、ツイートやブログ、本を読むだけよりも遥かに価値の高い原体験の一つだと自分は思ってるんです。
そのような目的を持って、このようなセミナーなどに参加するようになるまでは、かなりの時間がかかりましたが。
セミナーに参加する目的や意味を履き違えてた時の自分を秋山準の『リストクラッチ式エクスプロイダー』で真っ逆さまに落としてあげたいです笑
さて、会のテーマは
子どもの姿から考える授業づくりとは?
まずは
とっくん。
わかりにくいものをわかりにくいままにわかろうとする
これ、ホントよく分かんないですよね。
本人さえもモヤモヤしてるとを言っていました。
でも、この言葉がどんな文脈から生まれてきたかを想像するだけで少しワクワクしませんか?
いや、逆にさらにモヤモヤするかもしれませんね笑
とっくんの言葉の意味として
ボクら(教師)は何でも分かりやすくしようとしがち。
と自分は受け取りました。
つまり
正解主義に陥りがち。
それは授業づくりにおいても同じ。
たしかに自分も何かを伝えるには、自分自身がそのことに対してクリアにしておかないとダメだと思ってます。
でも、それって本当に子どもたちにとっても同じようにクリアな状態になるのでしょうか?
本当に分かりやすいものなのでしょうか?
また、教師が教師の解釈において分かりやすくする過程で本質的なことを落としてませんか?
そんなことが浮かんできました。
時には、素材のものを素材のまま渡すことも、もしかしたら必要で価値があることなのかもしれないって、、、。
話を戻して
やはり圧倒的だと感じたのは、とっくんのふりかえり。
かなり時間をかけて、自分自身と、そして子どもたちと逃げずに向き合ってることがひしひしと伝わりました。
プラスだけでなくて、マイナスにも目を向ける。
自分自身がそのふりかえりをしてるイメージをしたのですが、マイナス面に目を向けることで自信をなくしてしまい、自己肯定感を保てるかどうか難しいなぁと思いました。
少し話は変わりますが、
とっくんとは、以前、梅田の居酒屋でベロベロになるくらいに飲みながら話したことがあります。
その時は、はっきり言って、とっくんの実践の凄さに圧倒されつつも、自分のルサンチマンが発動しまくってました。
今考えると、いろんな人を教室に呼び、型や枠にはまらない実践に嫉妬してたんだと思います。
必死で表に出そうな嫉妬に蓋をして、それを悟られないように、あたかも合理的な質問をするその時の自分。
今、思い出しても恥ずかしいですね。
あれは、
『みんな、枠の中で自由を奪われながらも我慢してるんだから、君も我慢した方がいいんじゃない?』
ってな感じの嫉妬の典型的なパターンの一種だったんでしょうね。
※もちろんここまで思ってませんでしたよ笑
ま、そんな嫉妬深い自分には、丸藤正道の『不知火』を流れるように美しく弧を描きながら決めてあげたいです。笑
ホントは泥臭くやっていたはずなのにキラキラして見えたんです。
(完全に自分の問題でね)
今回は、あの時見えなかった苦しさや泥臭さをとっくんが自己開示してくれました。
そのふりかえりのリアルな文面から間接的にだけど、その苦しみや葛藤がひしひしと伝わりました。
※もちろん本人の苦しさなんて分かるはずないのだけど。
こんなふりかえりを自分がしてるだろうか?
ここまでメタ認知しながらプラスだけじゃなくてマイナスにも目を向けてるだろうか?
答えは否。
それしか言葉はありません。
もちろん、とっくんは徹底的にふりかえりをすることだけがいいなんて言ってないし、彼が参加者のみんなにふりかえりを絶対解として勧めてるわけではありません。
それぞれに合った方法があって、絶対解じゃないことを彼が一番分かってるし、クラスの子どもたちにもそんな考え方をもって接してるんだろうなぁってことが伝わってきました。
ちなみに
とっくんには、信頼おける伴走者がいます。
ふりかえりで見ようとしても見えない部分があるし、客観的になろうとしても限界はあると思います。
何よりも受け止めてくれる存在がいるからこそ自分自身と深く向き合えるのかもしれません。
今回の話を通して、
とっくんの苦しみや葛藤を垣間見れて、改めて凄さに気づかされるとともに、刺激をもらいました。
また風越でさらに進化したとっくんの話を聞けるのを楽しみにしてます!
そして
筋トレを継続してくれることも願っています!笑
葛原さんと若松先生の話もまた書きたいと思います。
長文読んでくださり、ありがとうございました!
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らいざ