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6/17 FOMC明けの大暴落

お楽しみ様です^^

今回の前説コラムは、リバースレポについて記述します。

まずリバーサルレポを記述する前にレポ市場について記述します。基本的には金融機関同士でお金の貸し借りする取引のことです。オーバーナイトの短期。

銀行には色々なコストがあり支払いをしなくてはいけません。その時には、銀行が自分の金庫に入っている現金が少なくなります。そうなった場合、現金をオーバーナイトで他の銀行から調達ができます。

銀行によって支払いの期日やコストが異なり、ある銀行が現金を有り余らせている状況があったりします。現金が少ない銀行が現金が多い銀行に担保として金庫には現金が少ないが国債や証券などを預けて現金を調達します。

ただし、現金は後々に買い戻します。その買い戻すまでの間少しだけ金利を支払いをする市場をレポ市場という単語は意味しています。

規模としては1兆ドルです。質屋みたいなやりとりを銀行の間で行っています。

例えば、質屋に一人だけでなく多くの人が金欠で質屋に通ったとします。そうすると金利が高くなりお金の価値が上がります。そうするとレポ金利が上昇します。

これが究極に上昇したのが、リーマンショックの時です。リーマンショックは簡単にいうとレポ危機でした。その当時担保として持っていたのが不動産担保証券(MBS)で、ある時期から無価値だと気づき流動性が枯渇しました。

といった感じに歴史があります。長くなりますので次回にレポ市場にFRBが参入した所から記述したいと思います。


それでは、市況に入ります。

東京市場

USDJPY

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見解

日経平均株価は、開場後141円安。前場384円安。後場272円安。

日経平均株価が226円安に続落。前日の米FRBによるFOMCで緩和縮小論議の開始や、利上げ時期の前倒しが示唆されたことなどで、リスク回避が優勢になっていて為替相場ではリスク回避によりドル円とクロス円で円安と外貨高が抑制されています。

引用

FOMCは定例会合で、FF金利の誘導目標を0.00~0.25%に据え置くことを決定したが、2023年末までに2回の利上げを見込んでいることを示唆し、そして、利上げ開始時期が前倒しされる可能性を言及、低迷していた米債券利回りが軒並み上昇するとともに、一気にドルを買い戻す動きが顕著になっている。

ただ、10年債利回りに関しては、FRBによるテーパリング観測が浮上した時点の水準まで回復しただけであり、更に上昇機運が続くかは懐疑的になっている。

その中、パウエルは経済指標は力強さを持続している。また労働市場の改善を見込んでおりインフレは顕著に上昇。個人消費の回復がインフレ圧力を高めていると指摘している。そして、市場では先のG7やNATOが中国の軍事的脅威を警告したことも好感しておりドルを買い戻す動きに安堵感が生じている。ただ、急ピッチのドルの買い戻し局面であり、一旦利益確定売りレベルにあるとみなした方が無難であろう。

一方、ドル円は米金利の上昇を好感し、一気にドル円110円台後半まで上昇している。FRBの見解もハト派的からタカ派的に移行していることも、ドル買いに弾みがついている。ただ、依然として、レンジ相場の段階にあり、引き続きレンジ幅ドル円110.20~111.20円を重視し同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

ロンドン市場

USDJPY

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見解

株が下落しているコトによりリスク回避として円が買われているのもあるが、直近の株価の変動で為替が動くという要因は薄いです。

それよりFOMCの利上げ示唆によるドル需要が他通貨から資金が流れていき下げと捉え、これを理由にクロス円が下げたとみるのが賢明。今までクロス円のロングスクエアがあった模様です。

基本的に相場は上昇よりも下落の方が心理の偏りから読み取るにスピードが速いです。まさに今日の相場が典型的な例の一つです。

引用

・17時頃、時間外取引の米10年債金利が1.55%台から1.570%近辺に低下幅を縮小したことに連れ、ドル/円も110.55円前後で日中安値を更新した後、110.62円前後でドルが下げ渋り。なお、夜間取引の日経平均先物は大証比40円高に小幅反発。

・19時頃、欧州市場では、前日の米FOMCをきっかけに強まったドル高の流れが進行する中、ドル/円も下げ幅を縮小し110.70円前後と前日NY市場終値水準を回復している。なお、時間外取引で米10年債金利は1.560%近辺に小幅低下、NYダウ先物は104ドル安に続落。

ニューヨーク市場

USDJPY

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21:30

USD Unemployment Claims

Actual417k Forecast360k Previous375k

USD Philly Fed Manufacturing Index

Actual30.7 Forecast30.3 Previous31.5

見解

ダウオープン4ドル高。1時頃400ドル安。ダウが200ドル超の下落となって引け。ハイテク銘柄に買いが入ったことでナスダックがプラス圏121ドル高での引けとなりましたが、ダウはFOMC後の売りの流れが継続。

23時頃、長期金利が1.59付近→1.548

1時頃、ドルインデックスは大幅続伸しての推移。FOMC後のドル買いの流れが継続して上値を拡大している。

2時15分頃、長期金利がやや下げ幅を縮小して1.50%を回復する動き。ただ、依然として長期債を中心に大幅に下落する展開。

21時半に控えていた指標からドル然り円が大きく買われる動きが見られました。利確や調整などいえることはあるが結局は8月のジャクソンホールまでドル高地合いが継続しそうな雰囲気がありますので上方向の視点は長期的に見て変わりません。

引用

・21時頃、17日NY外為市場のドル/円は110.60円近辺で軟調裡に推移している。発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が+30.7と予想(+31.0)比下振れ、6月12日週の新規失業保険申請件数が41.2万件と事前予想の36万件を上回り米雇用改善一服感が重石となっている。

・NY市場午前は米株がまちまちでの推移。ハイテク銘柄への買いの動きが意識される中でNASDAQが上昇しているが、ダウが400ドル前後の下げ幅となるなど、FOMCを受けてのリスク回避的な動きが継続する展開となっている。現状ダウは380.18ドル安の33653.49ドル前後を推移。

・商品市場は原油が下落しての推移。ダウが下げ幅を拡大する中、原油に対する売り圧力も強まる展開となっている。現状原油は1.92ドル安の70.23ドル前後を推移。一方、金の中心限月は大幅に下落しての推移。ドルの上昇基調が継続する中で金の中心限月は下げ幅を拡大しての推移。現状金の中心限月は86.8ドル安の1774.6ドル前後を推移。また、米国債利回りはまちまちでの推移。ただ、長期債利回りが大幅下落となり、10年債利回りは1.50%を割り込んで下げ幅を拡大するなどFOMC前の水準に押し戻されている。米経済指標が悪化したことなどを背景に、金融政策の先行きに対する修正の見方が強まっている。現状米10年債利回りは0.1001%低下した1.4753%前後を推移。

・為替相場はドルインデックスが大幅に上昇しての推移。米国債利回りは長期債を中心に大きく低下しているが、ドルに対する買い戻しの動きは根強く、上値を拡大する展開となっている。一方、円は大幅に上昇しての推移。ダウの大幅下落などを背景に、円に対する買い意欲が強まっている。ドル/円は110.20円前後、ユーロ/円は131.05円前後、ポンド/円は153.20円前後、豪ドル/円は83.10円前後を推移。また、ユーロ/ドルは1.1895ドル前後を動いている。

ニュース

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USDJPY H1

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通貨インデックス

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世界株価

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