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「一人、一頻り」リリース

2024年5月13日(月)に6曲入り弾き語りアルバム「一人、一頻り」をリリースいたします。

通販 https://raysa.thebase.in

それに伴い、セルフライナーノーツ的なものを書こうと思います。

ご要望もいただいたので前向きに真面目に書いていきたいところではあるけれど、音楽は私のものではなく届いたらもう貴方のものだから、私の楽曲に対する思いは「へ〜そうなんすね」くらいのテンションであってほしいと思っている。

純粋に聴けなくなることもあるだろうから細かくは敢えて書きません。

ただつらつらと書いていると物凄い文量になるため、何回かに分けて投稿しようと思います。
今回はアルバムタイトル編。


アルバムタイトルについて

「一人、一頻り」


アルバムを作ろうと曲を決め、レコーディングの最中に決めたこの名前。曲選定の基準は誰かから「この曲好き、いいね」と言っていただいたことがある曲。
誰のための音楽か、貴方のための音楽だから。

タイトルはすんなり出てきたものではなかった。没タイトルは「愛しき生活を抱き締めて。」

収録楽曲の歌詞を引用したいと最初思っていたが、「生活」という言葉を安易に使うのは気が引けた。
インディーズのミュージシャンだとか日常を切り取る系ミュージシャンが多用する言語のイメージがあったからだ。
変なプライドが邪魔をしたのとアイデンティティを出したいと思った。なんとなくしっくり来ていなかった。


そこで考えたこと
①このアルバムを聴くシチュエーションはなんだろう
→皆でワイワイやるBGMというよりは、イヤホンまたは一人で過ごす時スピーカーでしっとりふけって聴くイメージ。

私の歌とギターと貴方、一対一。バンドではなく、弾き語りソロ。「一人」というワードを付けようと思った。
しっかりとプレスされたCDはファーストということで、「一(イチ)」という言葉も欲しかった。


②語感
没タイトル「愛しき生活を抱き締めて。」
愛しき…ひとり…ひとしきり…とぽっと浮かんだ。

一人の貴方に私の一人の歌が一頻り降り注ぐ、そんなイメージが湧いてこれだ!と決めた。

余談ですが、現在鳥越アズーリFM・シャチホコアズーリFMにて放送中の「Sun20〜RAYSAのヒトリシキリ〜」の「ヒトリシキリ」はアルバムタイトルを「一人、一頻り」にしようとプロデューサーに報告したところプロデューサーから生まれた言葉である。

一人の音楽で、一人の貴方に一頻り音楽が降り注ぐ

という意味。
孤独にそっと寄り添う光というような自分の表現コンセプトにも合っており、非常に気に入っている。

次回以降は楽曲のお話をしようと思います。
いつも長いからね。以上!


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