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日本の若者には自信がない

 現在、専門学校に通ってる台湾人の私が感じたこと。
日本の若者って、あんまり自信がないかなって思った。
学校生活によくあるのは、先生に何かの答えを聞かれたら、
日本人のクラスメイトが正解を確定できない時にすぐに
「わからないです」って答えてしまいがちだ。
特に選択式問題の時、せめて一つ答えを言えよって思うね。
わからないわけがないんだろう。
他国の若者はどうなのかわからないのだけど、自分は答えがわか
らなくても、堂々とハキハキと答える。
間違えたら、むしろ非常に強く記憶に残るのではないかと思う。
問題がそこだ。
「ミスする勇気」っていうのは、日本の若者に感じられない。
日本の職場にまだ行ってないので、皆さんに聞かせて欲しいのだが、
勝手に想像したら、決して簡単に「わからない」を口にしないよね。

 そういった現象は、日本の教育に関わっているのか、あるいは、
物事に対して完璧を求める民族性に関係あるのか。
「トラコン桜」で阿部寬さんが言った通り、日本人が「英語できるか」
と聞かれたら、ほとんど「できない」と答えるでしょう。
しかし、小学校からずっと勉強してきた英語ができないはずはない。
それに、日本語の中で、カタカナで覚える外来語が山ほどあるので、
逆に英単語に自信を持って欲しいと思えるぐらいだ。

 ホテル業界では、「準備は90%だ」という言い伝えがある。
もちろん、準備万全の上で何かを臨んでも対応できるのは良いのだが、
人生って必ず順風満帆に限らず、どうせ誰にも下り坂があるものなら、
学生時代のうちに、若いうちに、「ミスする勇気」を出し、いっぱい
失敗を経験していき、更に成長する。

 結局、若者にはなぜ自信がないというのは、結論はないが、
皆さんのお考えを教えていただければと思います。

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