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ままならないデッサン、観察力の筋トレ日記 006

いよいよ8月25日今夜、約2ヶ月間「ままならなさに」に取り組んだ課題発表会があります。この観察日記もひとまず終了となりますが、今回は課題の問いに答えるかたちで記します。


Q. 上手くできないことの記録について

7月(7/7〜8/24:1w〜4w)

  • 最初は何も考えず描き始めるが、当然イメージ通りに描けない。手が動かない。

  • 好きなイラストを模写することから始める。

  • 下手な原因を探り課題を発見する。

  • パーツの練習から全体のバランスの取り方に着目したり、イラストの参考となった人物を描いてみたりと試行錯誤を重ねる。

8月(8/5〜8/24:5w〜7w)

  • クロッキー後に描き始めるようになり、制限時間をめいっぱい使って描くようになる

  • 好きなイラスト→人物写真(デッサン)へと描画が変化しつつある。

  • 横顔など描くバリエーションも少し増やす。

  • 継続していると「何か」を足したくなり、ペンの上から鉛筆で陰影を加えたり色を足してみたりする。


Q. 新たに自分の中に、どんなものが形成されたのか?

1.無意識から意識することへの気づき
ー 意識が行かなかったことに対し少し変化が現れる。 日常の何気ないことの中に気付きがあり、発見の楽しさも味わう。

この頃、宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」を鑑賞しましたが、以前ならあまり気に留めなかった、光の表現に意識が向くようになりました。どの方向から当たる光なのか、光の種類(強い光、弱い光)はどうなのか、どんな色で表現されているのか。背景の構図なども気になり、物語もさることながら視点の気付きがありました。

2.自身を客観視する
ー上達するプロセスを言語化することで、現状の把握〜課題の改善を客観的に捉えやすい。

記録に残すこと、特にnoteへ投稿は想像以上に客観的に捉えることができたような気がします。まずは現状を把握しどのようなプロセスを経て上達できるか、書くことで思考が整理され課題も明確になりました。
そして、「書く(noteの投稿)」ことへのハードルが下がったのも良い経験です。

3.基礎を練習する重要性
何か物事を習得することに共通することかと思いますが、最初は型に当てはめるような方法を取るとスムーズでした。
本当に僅かながらも、見えないもの(線)が、少しイメージできるようになったのも、当初と比較すると変化のあったことの一つです。

4.「らしさ」の追求
描き続けていると次第に何か物足りなさを感じ、どんな描画が自分らしくて好きな描き方なのか、考えるようになりました。線と陰影のシンプルな描画中にもその人らしさがあると思うので、探り続けたいと思います。


最後に
このままならないものをどう着地させるか、試行錯誤した2ヶ月間でもありましたが、結果「今は無理にまとめる必要もない」と思いとの考えに辿り着きました。(半分開き直り笑)
成長のスピード様々ですが、継続することは昨日より必ず一歩前進します。今のままなならなさや感じたことを表現できるのは、まさに今しかできないと思うので、広げた風呂敷をたたまず終わりにします!

<最後まで読んでくださった皆様へ>
このままならなさにお付き合いくださり、ありがとうございました!



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