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ままならないデッサン、観察力の筋トレ日記 003

さて、ようやくここから本題について。

先月よりルーティンワークの一つに加わったデッサンですが、厳密には今はデッサンではなく、クロッキーと模写の掛け合わせのような方法をとっています。デッサン教室初回にて、いきなり挫折しそうになった(笑)道をどう心折れずに回避しているのか(まだまだ進行形)、試行錯誤の真っ只中ですが、私なりの気づきと改善策を綴ります。


デッサン教室初日にて、挫折感を味わう!?

今年の6月から月一回、緩いペースで教室に通っています。私が受講している曜日は10人弱程度の生徒さんがいますが、個人の進捗度合いによってデッサンの対象物が異なるため、皆さんそれぞれ課題に取り組んでいます。経験者が多い教室なのか、周囲を見渡せばまったくの初心者は多分私だけ。格段にレベルが違うのは一目瞭然の中始めることになりました。

最初に鉛筆の種類や道具の説明をざっと受け、いきなりデッサンスタート。描きながら覚えて行くレッスンのようで、最初から細かな説明はありません。デッサンの基本の「き」の字さえわからない私は、どこから描き始めるのが良いか悩み、しばらくの間手が止まってしまいました。利き手(右手)で描いているはずが、左手で描いているような描きにくさ。自宅でも練習してはみたもののやはり上手く行かず・・なぜ描けないのかあれこれ考察して行くうちに、そもそも根幹となる対象物の構造の理解不足が大きな原因ではとの考えに至りました。

「構造を早く捉えるにはクロッキーが良さそう?でも、描きたいものがなければ続かないのでは??」すでにこの時点で混乱&挫折しつつある気持ちを一旦リセットするために、まずは好きな絵を描くこと(模写)から始めることに。デッサンとは異なりますが「観察する」ことに視点を置けば同義と捉え、一旦、横道に逸れることにしました。

国によっても解釈が若干異なるようですが、以下、自分のため備忘録として。

デッサン(仏 / dessin):線を引く、素描(そびょう、すがき)
ペン、鉛筆、木炭、パステル、コンテなどで、輪郭線によって対象物の形や光(明暗)の特徴をつかむこと。

参考|https://ja.wikipedia.org/wiki/素描(wiki)
https://webshop.sekaido.co.jp/feature/1753(世界堂)

クロッキー(仏: croquis):速写(速写画)
対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのもの。スケッチ(写生)とも言うが、特に短時間(10分程度)で描かれたものをクロッキーと称する。主に動物や人体など動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる

参考|https://ja.wikipedia.org/wiki/クロッキー


まずは描きたい絵を探す

ちょうどデッサン教室に通い始めた6月、森本美由紀さんの展示会に行きました。好きなイラストレーターさんの絵なら継続できそうでは?との考から森本さんのイラストを模写をすることに。毎日、10分〜15分程度、最長でも30分以内を目標にスタートしました。

システム・デ・ラ・モード|森本 美由紀 (著)より

とんでもなく難しいイラスト

森本さんといえば、墨でいっきに描きあげるスタイル画が特徴的ですが、シンプルで無駄がない描画だからこそ、とても高度な技術が必要です。当然のことながら、いざ描いてみると思ったように描けず、また試行錯誤を繰り返しますが、あれこれ模索している中で少しずつ変化を実感するようになり、今はその過程そのものにも、楽しみを感じています。


次回は、1ヶ月続けて得た気付きを綴りたいと思います。



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