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ハイブリッドワーク 環境セットアップ
こんにちは!Rayglint株式会社の藤井です。だいぶ外も寒くなってきました!
現代の働き方は、ハイブリッドワークが当たり前になりつつある中、オフィス出社とリモートワークを組み合わせた柔軟な働き方は、業務の効率化と従業員のワークライフバランス向上に大きな貢献をし、両方の不利な部分をうまくカバーしています。
そのため、ITを整える企業にとっては従来のワークスタイルと異なり、場所を問わず安全かつ円滑に業務を遂行できることが求められています。あなたの会社は「個人アカウントのLINE」など使って、公私混同の業務利用を続けていたりしませんか?
本記事では、ハイブリッドワーク導入の背景や必要性、リスクとセキュリティ対策、Rayglintの提供する価値について詳しく解説します。
1. ハイブリッドワークの背景と必要性
オフィス出社とリモートワーク、さらにはハイブリッドワークが多様化する中で、業務において求められる柔軟性も増加しています。
しかし、パソコンから社内のデータにアクセスできるようにするだけでは不十分で、「どの従業員も安全にアクセスできる環境」が必須です。
特に中小企業でよくある従業員の個人端末(BYODと言います)の使用が増加している現在、企業はセキュリティリスクや情報漏洩リスクに直面しています。
今までの単純なセキュリティ対策では新たなリスクを十分にカバーできないことが多いため、セキュリティ体制の強化が求められます。セキュリティ対策については下記の記事でも詳しく紹介しているのでよければご覧ください。
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2. Rayglintの提供するハイブリッドワーク支援
1. Microsoft 365を活用した安全かつ快適な環境
Rayglintは、Microsoft CSP認定パートナーの専門知識を生かし、企業にとって、効率的で安全なハイブリッド環境をサポートします。
Microsoft 365には、OneDrive、SharePoint、Teamsといったほとんどの企業が利用しているサービスがあり、これらを企業のニーズに合わせて最適化します。
例えば、OneDriveでのファイル共有やSharePointを活用したクラウドドキュメント管理により、どこからでもアクセス可能な業務環境を実現しています。
また、Teamsを通じた円滑な社内コミュニケーションを提供し、業務効率化とコストパフォーマンスのバランスを保つ環境づくりを支援しています。
2. 高いセキュリティ体制とサポート体制
セキュリティ面では、Microsoft Intuneを用いたデバイス管理により、従業員が個人端末を利用しているときでも高い安全性を保つことができます。
多要素認証(MFA)やAzure ADの認証強化を導入し、ゼロトラストモデルのセキュリティ体制を構築します。
難しい用語ですが、IT管理者が全体のセキュリティ状況を一元管理でき、コスト削減を行いつつ、会社にとっては従業員のデバイスを安心して管理できるようになります。
3. 実際のユースケース
あるIT企業D社の事例
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ある中小IT企業では、全社的なリモートワークへの迅速な環境整備が求められました。
しかし、初めての試みによる社内での知識不足やセキュリティへの不安も多く、外部の支援を頼る必要がありました。
Rayglintは、この企業のMicrosoft 365環境を最適化し、次のようなサポートをさせていただきました。
Teamsによるコミュニケーションの円滑化
Rayglintは、Microsoft Teamsを活用した社内チャットとビデオ会議の運用方法を指導し、リアルタイムな情報共有体制を整備しました。
さらに、各部門のワークフローに合わせたTeamsチャネルを設定することで、担当者間の投稿先違いのミスが減り、業務の効率が向上しました。SharePointでの情報共有とアクセス制限の設定
従来の物理サーバー(NAS)で保管されていた資料をSharePointに移行し、必要な社員のみがアクセスできるように権限設定を行いました。
そのため、社員はオフィス外からでも社内と同じように安全にデータを参照でき、利便性の向上と従来のサーバー管理の負担が減少。
いつ誰がどのファイルにアクセスしたかなどのアクセスログも自動的に監視できるため、情報漏洩リスクも低減されました。Microsoft Intuneによるデバイス管理
Rayglintは、BYOD環境に対応したMicrosoft Intuneでのデバイス管理を導入し、業務端末と個人端末のセキュリティ基準を統一しました。
例えば、重要な業務データにアクセスする際には多要素認証(MFA)が必須とされ、紛失や盗難の際には遠隔でデバイスをリセットする設定も施しました。そのため、社内外からのアクセスにおける安全性が飛躍的に向上し、安心してリモートワークを実施できるようになりました。
ある商社T社の事例
全国規模で事業を展開するある商社では、代表電話やFAXが業務に不可欠であり、急なリモートワーク移行が難しいとされていました。
しかし、Rayglintの提案によりITコンサルティングとデジタルツールを段階的に導入し、リモート環境下でも業務を継続できる体制を実現しました。
SoftBankのUniTalkで電話業務のリモート化
この商社は従来、顧客からの代表電話やFAXに迅速に対応する必要がありました。
Rayglintは、SoftBankのUniTalkを導入し、代表電話への着信を社員のスマートフォンやPCに直接転送する仕組みを構築しました。
その結果、社員は在宅勤務中でも顧客からの問い合わせに対応できるようになり、顧客満足度の維持が可能になりました。FAXのデジタル化とワークフローの見直し
FAX業務が多い商社のため、RayglintはFAXのデジタル化を提案。すべての受信FAXが自動的にPDF化され、クラウドに保存される仕組みを整え、担当者が直接アクセスして確認できるようにしました。
その結果、企業間のやり取りの効率が格段に向上し、紙の使用量も減少しました。
サービス業B社の事例
現場スタッフが多いサービス業B社では、リモートワークが難しい中、社内コミュニケーションのセキュリティ確保が課題でした。
しかし、Rayglintの支援により、Microsoft Teamsを導入することで、LINEを使わずに、より安全で簡単に社内コミュニケーションが取れる環境が整いました。
Microsoft Teamsによるセキュアなコミュニケーション環境
B社では多くの従業員が個人スマートフォンを利用していたため、個人チャットツールの使用が一般的でしたが、情報の分散やセキュリティの懸念がありました。Rayglintの提案でMicrosoft Teamsを導入しました。社内の情報やWord、Excel、PowerPointがTeamsに集約され、安全なやり取りが可能になりました。
また、Teamsにはアクセス権の制限やセキュリティ機能が備わっており、B社の業務に必要な情報共有を、管理された環境でスムーズに行うことができるようになりました。LINEに頼らず、個人端末からもTeamsアプリを使い、簡単にアクセスできるため、従業員同士のコミュニケーションが迅速かつ安全に行えるようになり、現場での連携がさらに強化されています。
これらのユースケースに共通するのは、Rayglintの専門的な支援により、業務効率とセキュリティを両立し、リモートワークやBYOD環境に適応した働き方の実現です。
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4. 専門家によるサポートの重要性
ハイブリッドワーク環境の構築には、単なるシステム導入ではなく、各業務に最適化された設定や管理が不可欠です。
例えば、セキュリティやデバイス管理、クラウドの最適化は専門知識が必要であり、Rayglintのような経験豊富なパートナーが支援することでリスクを最小限に抑えた導入が可能です。
Rayglintは、セキュリティと業務効率の両面で最適なソリューションを提供し、企業のニーズに応じた実践的なサポートを行います。
ハイブリッドワーク環境の導入は、企業にとって単なるワークスタイルの変革だけでなく、会社の売り上げを向上させるための重要なステップです。
Rayglintは、柔軟で安全な働き方を支えるパートナーとして、企業の成長を全力でサポートします。
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Rayglintの専門チームは、ハイブリッドワーク環境構築において1時間無料のコンサルティングサービスをご提供しています。
詳細なサービス内容については、Rayglintのコーポレートサイトでご確認いただけます。些細な質問でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。