LA選挙逮捕者が出ました。
おはようございます。先週から色々コートケースを読んだりしていますが、裁判やヒアリングはなかなか直ぐ行われないし、棄却されたケースも出たりした事もあってなんだかな~。と大統領選を冷ややかな目で見ながら過ごした先週ですが、灯台下暗し!なんとLAカウンティのホーソン市でホームレスや死者などを装って8000人分自分を市長にするために利用した事等で、計罪状41の罪に問われてホーソン市長候補が逮捕されました。しかも、資金調達元がMS-13だっていうじゃないの!MS-13は、元はエルサルバドル系のラテンギャングで、グアテマラ・ホンデュラスなどを中心とした中米ギャングだったところから、今は、ドラッグとカーテルビジネスを拡大し、メキシコにも勢力拡大した巨大なラテンギャング組織のひとつ。ロサンゼルスにおいては、ライバル18th Street Gangと対立しています。この件では、もう一人関わった人間も共に逮捕されており、今後裁判が行われます。しかも、両者無罪を主張。どんだけ!!
ていうか、市長になろうとする人間が犯罪起こすって何事?それにもし万が一、マシンが間違って読み込んでいたらと思うと身の毛がよだつわ。どうせやりたい放題するつもりだったんだと思うし。まぁ、コレは、州が集計していて政府が統括する選挙だったから本当に良かった。やっぱり、不正はダメよね。
コチラに、起訴状41項目列記してあります。しかも、期間は7月から着々と犯罪に着手していて、呆れます。しかも、理解できないような事をやっている。実際は存在しない人や、死亡している人を利用したりって、署名の鑑定をクリアしないって分からないもんなのか?照合チェックを何だと思っているのか?しかも、自分の住所を登録に使ったり、史上最大のバカ。何考えてるんだろう?まさか誰かにそそのかされたのかな?どちらにしても、愚かすぎる事件。こんなバカな逮捕なんて前代未聞でしょ。。。
Montenegro could face up to 15 years and eight months in state prison if convicted as charged, according to prosecutors. (この件で、「有罪判決が下りたらモンテネグロは、懲役15年8か月を州刑務所で過ごすことになるだろう。」と検察は解答した。)
容疑者:カルロス・アントニオ・デ・バーボン・モンテネグロ、またの名をマーク・アンソニー・ゴンザルベス(Carlos Antonio De Bourbon Montenegro -- also known as Mark Anthony Gonsalves)なんちゅう名前が多い長い奴だ!そしてまたの名って何で名前二つあるの?しかも名前のモンテネグロって凄い独特。Also Known AsってHIPHOPでよくあるAKAの略なんだけど、AKAの方がこの人は普通の名前なんだよね。こんな事って出来るの?私もなんならAKA欲しいわ。キャサリン・エリザベス・テイラーとか絶対に日本人顔からは理解できないような笑ってもらえるAKA欲しい。(笑)
そしてもう一人の容疑者:マルコス・ラウル・アレバロ(Marcos Raul Arevalo)もほう助の罪で、 実刑を受けたら懲役7年。(could face a maximum seven-year prison term if convicted as charged, according to the District Attorney's Office.)
こうなってくると、アレバロは、全てのプランと関わった人間を洗いざらい話して、減刑の司法取引に入ると思うんだけれど、この両者がラテンネームである事もあるから、メキシコ系マフィアか、イタリア系マフィアか?モンテネグロは、ちょっと黒人っぽくも見えるからブラックマフィアがホーソン空港もある事だし、何か裏があって関わってる気もする。なんせ、プライベートジェットは色々運べちゃうし。司法取引の報復もあることを考えるとこれまた黙秘もあるかと思う。今後また裁判と、判決を追ってみようと思います。
そして、ホーソンと言えば、HawthorneBlvdが市の真ん中を走っているんだけど、有名なのがCrenshawBlvd(クレンショー)と共にひと昔は、ローライダーパレードが行われていたギャングスタのメッカ。105フリーウェイが東西に走っていてその東側の地区主にイングルウッド市を中心にブロッズ。また南側にはクリプスが多く点在するホーソン市。東端ウエスタンBLVDまで行くと、Gardena市に入る大きくない市だが、めちゃくちゃギャングスタ地区だ。ローライダーパレードには、IceCubeも登場したりと80年~2000年頃までは、結構有名な街だった。私もフェディーを迎えに何度も行ったことがあるんだけれど、本当に落ち着かない街だった。通り過ぎるのだけでも十分冷や冷やしていた。
今は、LowRidingブームはWhittier市に移っていき、チカーノ(メキシカンアメリカンをこう呼ぶ)ギャングスタがローライダーブームを今も継承している。LAにおいて一番ローライダーブームが盛んなのがWhittier(ウィッティア)市だと言うのが私の印象。もちろん各フッドには、今もバリバリにローライダーでクルージングしてる方もまだまだおられます。各地のNewYearParadeは、今年はどうなるんでしょうか?
そして、何よりもホーソン市の財政を一番潤わしている企業が、そうです。イーロン・マスクのSpaceXなのです。莫大な資産‼数十年前までは、本当に荒野のような誰も立ち寄らなかった土地を綺麗に整地し、ホーソーン空港の南側に隣接した広大な敷地に、アメリカ政府の支えるNASAを越える個人企業が政府からの融資を勝ち取り、ロケットビジネスに参入、そして大成功を収めているという、めちゃくちゃ利権がうごめくホーソン市なのです!
もしかしたら、LAカウンティで財政No1なるんじゃない?って位小さい市が一企業の誘致に大成功している。しかも、フッドのど真ん中なのがとても興味深いところ。イーロンさん、何か地元にも貢献されているのかな?これものちのち調べてみようと思います。
何でか分からないんだけれど、YouTubeにこの記事内容のビデオが一切上がっていません。普通はニュースとか絶対にあるのに。しかも、ホーソン市、選挙違反、とかって散々タグで検索しても動画が出て来なかった。。。謎です。情報統制でしょうか?
と言うわけで、今日はLA選挙のアップデートでした。また選挙関連記事書こうと思います。
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