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医者との関係性によって治療効果は変わる

医療の目的って
治療することだとしたら

病気が良くなったり
症状が改善することが第一で

好かれる医療者になるとか
患者さんと仲良くなるとか

それは二の次どころか
嫌われても必要なことは
言わなきゃいけなかったり

自分たちのことは覚えられてなくても
治療がうまくいって
病院に通ったたことすら
患者さんは覚えてない

という状態の方がいい
と思ってたんですよね。


ですが最近は

どんな治療を受けるか
より
この先生とならうまくいける

と思える人間関係がある方が
患者自身が
「よくなった」
と思える側面があると感じるので

その話をしようと思います。


◯納得感には敵わない


行ってよかったと思う病院って
結局お医者さんや看護師さん
受付の方の対応次第なんですよね。


少し話が変わりますが
医療事故なども
事故の内容よりも


その病院に対するイメージや
納得感はその後の対応次第なんです。


これって
ニュースでみる企業や
芸能人の事件、事故なども
その後の対応次第で
許せたり
許せなかったり
変わってくるもの。



医療も
救命の場面など
例外はあるでしょうが

医師との関係
看護師との関係が

病気の進行や
治癒の過程以上に

かけてもらった一言とか
その時の表情とか

そういうことの方が
患者さんの印象に残るし
それがサービスなのかもしれない。


何も医療の話だけではなくて
飲食店や
営業職なども同じで
要領の良さ
頭の良さも
サービスの一つですが

お客さんや
利用者さんとの関係性が
納得感を生み出して

行ってよかった
使ってよかった
契約してよかった

と思ってもらえるように
なるのだと思います。


◯ご機嫌取りになる必要はない


とは言え
じゃあ相手から嫌われることを恐れて
イエスマンになる必要はないですし

むしろ
ご機嫌取りになる方が
結果嫌われます。



できないことは
できないと伝えなきゃいけないし

患者さん自身が
頑張らなきゃいけないタイミングで

医療者が代わりに頑張っちゃいけない。


何より
患者さんのために
お客さんのために

という目的より

自分が嫌われたくない

という目的を優先させている時点で
あまり信頼できないですよね。



ですが
だからと言って
医療的に正しいことを
振りかざして
相手の立場を考えずに
淡々と治療を進められると

治療の内容よりも
感情の部分で
納得できなかったりして

あの病院には行きたくない
あの医者はヤブ医者だ

と判断してしまう。


過剰に好かれようとするのは
違いますが

相手のことを知ろうとしたり
相手のためになる選択を考えることで

人間関係は改善されるはずで
その結果
サービスの内容が
より良いものだと伝わっていくから

結局人間関係から
大事にした方が良いよね

というお話でした😌

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