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[生汁日乗]それでも今週は稼働日が1日少なくて助かる:2025年2月25日(火)


晴れ。今日も寒い。

先週金曜日から今週木曜日まで、息子殿の学校は入試対応のためお休み。お弁当も作らないで良いし、早起きを免除されて、非常に助かる。お昼ご飯は作らないと行けないけれど、朝寝ていられることの有り難さに比べれば全く苦にならない。

娘殿は昨日から定期試験。大変そうである。彼女も給食は無しで、うちでお昼ご飯。

シゴトは打ち合わせまみれ。草臥れる。またぞろ、次年度に向けて掲げられる、達成不可能な空虚な、妄想めいた売り上げ目標。もう少し、地に足の着いた、まともな話ができないものか。重ね重ね草臥れる。

お昼は慌てて、生協の取り込みなどしつつ、皆野昼飯をサーブ。

夕飯は、炊き込みご飯と干物魚と豚汁みたいな感じの夕飯。

夜、実家から、齋藤美衣さんの『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』を送って欲しいとの連絡。興味を持ったらしい。この本は、とてもすごい内容だった。短歌に興味を持つきっかけにもなった。
この本では、著者自身について、垂直方向に掘り下げて行き、地中に張られていた根についてまで、仔細に言語化を試みている。
私は、私自身について、こうして日々の表層を掬って並べることはしてても、こんなふうに深く掘り下げて行く様な垂直方向の言語化を、大人になってからしたことがない。自分と真剣に向き合うと言う事をしていないのだろう。

図書館で予約した本の準備が出来たという連絡が入っていたけれど、閉館前に、取りに行けず。後日、借りに。

昔、しばらく一緒にシゴトをしていたKさんから、NHKの『欲望の資本主義』に関するコメントのLINE。社会の仕組みにモヤモヤを感じている人は、少しずつ増えているのかもしれない。

夜、あまり、本は読めず、スピノザ『知性改善論』をほんの少しだけ読み進める。

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