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[生汁日乗]成人の日だった:2025年1月13日(月)晴れ。寒い。

寝坊。

成人の日。若人には心にゆとりを持って生きて欲しい。どうぞ、世の中が平穏でありますよう。

息子殿は「ソルトマーチ」という、長距離徒歩遊技(ガンジーの「塩の行進」にちなんだそうな)を中学の友人と企画して、昨年は杉並からお台場まで踏破していた。今日は多摩湖まで歩いて行くということで、朝から出かける。昨日は演奏会で、毎日、元気なことだ。

昼飯はチキンドリアを作り、食す。

昼下がり、『哲椀』の編集。本日、第13椀をリリース。「遊び」について考える、という話。人生全部、遊びならば良いのに、と思う。

後、『庭に埋めたものはー』を読む。本当は今日はこれをずっと読んでいたかったけれど、夕刻、野暮用がてら、出かける。

出かけついでに、「Title」詣で。ジョセフ・チャプスキ『収容所のプルースト』と、久しぶりに沢木耕太郎の本ということで『キャラバンは進む』を求める。『収容所のプルースト』はソ連の強制収容所での『失われた時を求めて』に関する抗議「堕落に抗するためのプルースト論」というスリリングな内容。プルースト、最近読めてない、プルースト。沢木さんのは、旅に出て旅のことを書いている。幸せだろうなぁ。久しぶりに彼のそういう文章を読みたくなる。

息子殿、多摩湖への「ソルトマーチ」は楽しめたそう。富士山が見えたらしく、良かったな、と。

尚、実家の両親は青梅の小さな山へハイキングへ行っていたとのこと。風が強いが展望が素晴らしかった様子。

夜、『庭に埋めたものはー』を読んでいて、寝るのが遅くなる。

短歌というものに触れてみる。手探りで。

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