ARMORED CORE 文学
ごきげんよう。
いよいよARMORED CORE VIの発売が明後日25日と間近に迫ってきました。だいじょうぶ?この世界異聞帯ってことで抹消されたりせん?
Twitterのトレンドには昨日からアーマードコアが居座り続け、ローンチトレイラーはウマ娘アニメ第三期のPVよりも再生される(@ニコニコ動画)世界。
既存プレイヤーだけど驚きの盛り上がりっぷりに少々困惑半分嬉しさ半分。
しかしローンチトレイラーで確認できて嬉しかった要素は、独特のエッジのきいた言い回しが今回も健在ってとこ。
10年経過してスタッフのガラッと変わったはずなので、過去作を踏襲したクールな言語表現がⅥでも健在であることを確認できたのはとても喜ばしい。
2分半のPVの中に、一言一言がキンキンにエッジがたったアーマードコア節とでも言うべき乾いたセリフが飛び込んでくる。ここがね、変に湿っぽかったり情動豊かだったりすると別の作品になっちゃうんですよ。
ゲームとしては同じコンセプトのデモンエクスマキナの方は、かなり登場人物の民度が高くて湿度高めなので、両方やってみるとだいぶキャラクター間に漂う空気感の違いが感じられると思います。
特に一番イカしてるのはやっぱり以下のセリフ。
『一度生まれたものは、そう簡単には死なない』
いのちってこう、儚い感じがするじゃないですか。
特に戦いの場を表現するにおいてはいのちの儚さからは逃げられない。
それを最悪の戦場において、そう簡単には死なないって言い切るわけですよ。これはもう最高の人間讃歌というほかない。
同時に、アーマードコアシリーズのプレイヤーキャラクターは基本的にめちゃくちゃにしぶとくどっからでも生きて帰ってくるので、そういう意味でもシリーズコンセプトを象徴する一言ってワケ。
この、他所では中々感じられない、いわばアーマードコア文学表現とでも言うべき乾いた中にも生命の力強さ、闘争に立ち向かう生き物の荒々しさが込められていてアーマードコアシリーズの最高ポイントの一つだと思うんですよね。
ちなみに、インターネットで有名な『身体は闘争を求める』のキャッチコピーは、実は非公式でインターネット荒野から勝手に生えたヤツです。
Not公式。イイネ?
公式のキャッチコピーは『誰もが、生きるために戦っている』の方です。
戦場へ
発売まであと1日。ここまで延期はなさそうなので各位事故とか病気とかせずに無事に発売日を迎えましょー。
今回はここまで、またな。
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